こんにちは SmashKf です。
ちょっと遅くなりましたが、今年最初のブログ更新です。本年もよろしくお願いします。
現在、首都圏では緊急事態宣言が発令され自粛生活を実施していて旅行どころではありませんが、状況が改善することを期待しつつ、昨年11月の函館1泊2日旅行についてご紹介します。
前回の記事ではPrologueとして、旅行の動機について書きました。昨年はこの旅行がなければ飛行機搭乗実績ゼロでしたが、この家族旅行で2人分の国内旅行のマイルが貯まったことをご紹介しました。この点はJALマイラーとして今回の旅行の動機としても大きなポイントでした。
余談ですが、昨年年初からポイ活を始めことは以前にも書きました。今まではフライトマイル中心にマイルを貯めてハワイに行っていました。昨年はこの旅の往復1回の搭乗実績しかありませんでしたが、既にポイ活中心に3人分のハワイ往復マイルが貯まりました。別の機会に陸マイラーとしての活動もご紹介したいと思います。
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【五稜郭の夜景】
久しぶりの飛行機搭乗
1泊2日という短い旅程なので、日本航空の朝一番の便、7:45羽田発JAL585を予約しました。
羽田空港までは自家用車で行きます。時間も最短だし、コロナ渦では安全です。空港には7時位に到着して、JGC会員なのでサクララウンジを利用します。国内線のサクララウンジは国際線と比較するとサービス内容は劣りますが、搭乗までゆっくりと寛げるのが何よりです。
サクララウンジは1年ぶりになりますが、コロナ渦では初利用です。確りとパーテンションが設置されていました。
取り敢えず、これは朝っぱらから飲ませていただきます。うま~い
モーニングコーヒーも一杯、スナック類もコロナ対策で個別包装品になっていました。
今回は飛行機まではバスみたいなので、少し早めに搭乗口に移動します。
搭乗率は50%以下だったと思います。
客室乗務員もマスクは当然ですが、手袋を装着していました。通常の作業とドリンクサービスの時は別仕様の手袋を使用するなど用途に応じて使い分けていました。
函館上陸1日目(前半)
函館までは定刻通り9時過ぎに到着しました。さすがに北海道です。11月でしたが今の首都圏よりも寒く感じました。
最初に荷物を預けるために、宿泊予定のフォーポイントバイシェラトン函館に向かいます。ホテルは函館駅前なので、空港からバスで移動します。料金は大人450円です。
途中に湯の川温泉も経由します。
函館駅には空港から20分くらいで到着しました。すると駅前広場にこんなモニュメントが。モニュメントの名前は「OYAKO」と言うそうです。
全国から公募されたもので、工業デザイナーの林昌平氏による作品です。親亀の上に子亀ではなく、親がお腹で子を守っている形なのだそうです。バスから降りると目立つのでここで記念撮影をする人も多かったです。
ホテルに荷物を預けて、身軽になったところで最初の目的地である五稜郭に向かいます。
市電・函館バス共通1日・2日乗車券
その前に函館駅構内にある観光案内所で市電・函館バス共通乗車券を購入します。市電と指定区間内の函館バスが乗り放題です。市電、バスで市内観光するには必需品です。今回は市電・函館バス共通1日乗車券を購入しました。市電、バスとも初乗りは210円なので最低でも5回乗れば元が取れます。共通2日乗車券、市電専用1日乗車券、函館バス専用1日乗車券もあるので、利用する区間や回数によって使い分けて下さい。
市電・函館バス共通1日・2日乗車券
- 1日乗車券 大人1000円、小児500円
- 2日乗車券 大人1700円、小児850円
市電専用1日乗車券
- 大人600円、小児300円
函館バス専用1日乗車券「カンパス」
- 大人800円、小児400円
幕末の見果てぬ夢の象徴・五稜郭
市電・函館バス共通1日乗車券を入手したので五稜郭に向かいます。五稜郭には五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバスが便利です。函館駅前④番のりばから乗り換えなしで20分くらいで到着です。五稜郭タワーには10時15分頃に到着しました。
五稜郭は蝦夷の政治、外交、防衛の拠点として誕生しました。誕生の発端は「黒船来航」にあります。外圧に屈した幕府は箱館を開港しました。五稜郭は稜堡という5つの角があり,星形の五角形になっています。この形は16世紀以降ヨーロッパの各地に造られた城塞都市をヒントにしたものです。そこから「西洋式土塁」とも呼ばれています。
バスで「五稜郭タワー前」を下車すると五稜郭タワーは目の前です。五稜郭タワーの展望台は高さ90mありそこからあたり一面の眺望を見渡すことが出来ます。
五稜郭の星形です。夜はライトアップ(12月~2月)されて一段と映えます。(一番最初の写真)
函館空港も見えます。
函館山です。
寒かったのになぜかソフトクリーム。いつもはバニラが好きなのですが、ここはやはり新撰組カラーのラムネとバニラのミックスにしました。
展望台から降りた後、昼食をとります。ここで意見が割れて娘チームと息子チームに分かれました。SmashKfは娘と行動を共にすることとなり14時に八幡坂で合流することにしました。
この時点でまだ11時でした。昼までにはまだ時間があるので娘チームは箱館奉行所に向かいます。
箱館奉行所は、江戸時代後期に設けられ2度にわたり設置されています。最初はロシアの南下政策に対抗して設置されました。
2度目はペリーの来航により34年ぶりに復活しました。再設置された奉行所の任務は、外交、海岸防備、蝦夷地の統治でした。箱館には、各国の領事館が置かれ、外国との重要な窓口となりました。
入館料は500円(一般)です。
- 施設 五稜郭タワー
- 住所 〒040-0001 北海道函館市五稜郭町43-9
- 定休日 年中無休
- 営業時間 4月21日〜10月20日 8:00〜19:00
- 10月21日〜4月20日 9:00〜18:00
- 五稜星の夢期間中(冬季)9:00〜19:00
- 展望料金 大人 900円/中高生 680円/小学生 450円(団体、障害者料金あり)
- 電話番号 0138-51-4785
函館上陸1日目(前半)五稜郭のまとめ
五稜郭は幕末から明治維新にかけての歴史を理解する上での重要な遺構として特別史跡にも指定されています。函館を訪れたらゆっくり立ち寄りたいおすすめの史跡です。行く前に少し歴史を復習していくと一層理解が深まり興味が沸くと思います。
外圧に屈した幕府に対する不満は倒幕運動へと発展しました。その後戊辰戦争が勃発し、徳川慶喜は大政奉還しました。旧幕府軍の榎本武明は陸軍を収容した艦隊を率いて五稜郭を占拠して蝦夷地開拓の許可を政府に要求しました。しかし政府は征討軍を派遣して箱館戦争が勃発しました。圧倒的な軍事力を誇る政府軍を前に土方歳三らの抵抗も空しく旧幕府軍は敗退しました。こうして新しい時代の象徴として誕生した五稜郭は戊辰戦争最後の戦場となり封建時代の終焉の地となりました。
この後、昼食をとりました。この続きは次回ご紹介したいと思います。
Mahalo !