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ハワイ旅行の資金のため安全な投資を再開しました!IPO編

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こんにちは SmashKf です。

 

今年になってからafter5や休日がちょっと忙しくなりました。なぜ忙しい?と言うと、今年から新規に始めたことや再開したことがいくつかあるからです。それに費やす時間はコロナの影響で仕事帰りの飲む時間や休日の外出が減ったので何とか捻出できています。それらはすべてインドアなのでStay Homeにも適しているかも知れません。

 

初めに

 

今年になって新規に始めたこと

  • 当ブログ(2月から)
  • ポイ活(2月から)
  • 英会話(7月から)

今年になって再開したこと

  • IPO(1月から)

今回はその中でIPOについてご紹介したいと思います。

前回の記事では投資信託について、特につみたてNISAとの相性が抜群とご紹介しましたが、リスク分散も兼ねIPOへの投資を再開しました。リスク分散と書きましたが、IPOについては手間こそ掛かりますが、実質的なリスクはほぼゼロに近いと思います。そのあたりも含めてご紹介します。

尚、前回はタイトルに「なるべく安全な投資」となるべくという単語を入れましたが、今回は敢えてなるべくを削除しました。

IPOのイメージ写真

IPOについて

SmashKfは今年からIPOと投資信託をメインの投資として位置付けました。

IPOはかなり以前に投資していたのですが、2009年頃のIPO低迷期以降しばらく遠ざかっていました。しかし今更ですが ずっと続けていれば良かった、と後悔しています。何故なら、リスクは最小で手間さえ惜しまなければほぼ確実に利益が出るからです。

 IPOとは

IPO(Initial Public Offeringの略)とは新規株式公開のことです。IPOは少数株主に限定されている未上場会社の株式を株式市場に上場し、市場での売買を可能にします。

上場した企業は株式市場から資金調達が可能となり、銀行等から借金をせずに自己資金での事業展開が可能となります。また上場企業として信用度の向上や知名度向上により優秀な人材確保が可能になるなどのメリットもあります。

一方、投資家は新規公開株を上場前に購入し、上場後に売却することで、値上がり益が期待できます。 

 IPO投資の流れ

証券会社によって若干異なりますが、時系列で抽選方式のIPO投資の流れをまとめます。

IPO投資の流れ
  1. 上場発表(想定価格発表)
  2. 仮条件決定
  3. ブックビルディング(需要申告)
  4. 公募価格決定
  5. 抽選
  6. 購入申込
  7. 上場

投資家は仮条件の範囲でいくらで購入したいかを需要申告して、抽選で当選したら最終的な購入の申し込みをします。そして上場後に市場で売却して公募価格と売却価格の差額で利益を上げることになります。

IPO投資の場合、一般的には上場直後に成行で売却するのがセオリーです。人気の銘柄は上場初日に初値が付かずに二日以降に持ち越すことも珍しくありません。

 IPOは限りなくローリスク

IPO投資はリターンはローからハイまで状況次第ですが、リスクはローであることは疑う余地がないと断言できます。

前回の記事では第一波のコロナショックの際、一時は投資信託で含み損が発生したと書きましたが、IPOについては一切の損失は出ていません。

しかし利益も一銭も出ませんでした。何故なら、コロナショックのせいであまりにも株式市場自体の地合いが悪過ぎて、IPOもその影響を大きく受けていたからです。初値が公募価格を上回ると思われる銘柄が少なく、その結果、新規公開株を買うチャンスが激減したからです。(逆に初値が公募価格を下回る=損失が予想される銘柄は人気がないので買い易かったと思います。)

ここでここ数年のIPOの勝率(初値が公募価格を上回る割合)を確認してみます。

  • 2018年 80勝9敗1分(勝率89.9%)
  • 2019年 76勝9敗1分(勝率89.4%)
  • 2020年 24勝18敗1分(勝率57.1%、8/15現在)

昨年までは勝率約9割でしたが、今年は6割弱とコロナの影響を大きく受けています。今年を月別に見てみると、

  • 2月 3勝0敗
  • 3月 6勝17敗1分 上場延期4
  • 4月 1敗 上場延期14
  • 5月 上場なし
  • 6月 6勝0敗
  • 7月 7勝0敗
  • 8月 2勝0敗  

となっており、3、4月の株式市場最悪期を除くと全勝となっています。この勝率を見ただけでもIPOはかなり安全な投資だと分かると思います。

 IPOが儲かる理由 

何故、IPOは低リスクで利益がでる投資なのでしょうか?

前の章で確認したようにIPOの勝率は非常に高いです。更にIPOが低リスクなのは利益の出る銘柄と出ない銘柄の判断がし易いからです。それが安全と言われる所以です。取得した新規公開株を初値で売却することを前提で話を進めます。

 

安全で確実に儲かる理由

・初値が公募価格を上回る銘柄が多い

・初値が公募価格を上回る銘柄の判断がし易い

 初値が公募価格を上回る銘柄が多い 

  1. そもそも公募価格が割安に設定されている。
  2. IPOには成長性が高い人気の銘柄が多い
  3. そもそも供給量が少ないので需要が旺盛になる

 初値が公募価格を上回る銘柄の判断

  1. 売出す株式数が少ない。
  2. マザーズやジャスダックに上場する。
  3. 仮条件が想定価格に対して強気である。
  4. 公募価格が仮条件の上限である。

重要な見極め方のひとつが、公開規模です。

 公開規模=発行価格×発行株式数

公開規模が小さいと、競争率が高くなり株価が上がりやすくなります。公開規模が10億円以下だとかなりの確率で初値が公募価格を上回ります。

上場する市場でもある程度の判断が出来ます。マザーズは成長性が高いというイメージがあります。逆に東証一部、二部は成長への期待は薄いです。

想定価格、仮条件、公募価格の推移も判断材料です。想定発行価格より仮条件が下振れしたり、仮条件の下限で公募価格が決まるのは、投資家の人気がなく需要が少なかったことになり、初値にとってマイナス要因です。

但し、今回のコロナショックのような状況下ではIPO銘柄の需要や人気と関係なく、公募価格が下がってしまうケースもあり、一概にその銘柄の人気がないとは判断できない場合もあります。

初値が公募価格を上回るか否かの判断に自信の無い方は、 フィスコ発行のIPOナビスタンダードを購入すれば詳しくわかります。(フィスコの株主優待で簡易版を貰うことも出来ます。)

 IPOは良いこと尽くしだが…

IPOで利益を得るためには上場前に幹事の証券会社から新規公開株を購入しなければなりません。SmashKfの場合はネット証券からの抽選申込ですが、(店頭取引の場合は担当営業の裁量で配分される)以前にもまして手に入れずらくなっています。IPOは当選すればかなりの確率で儲かりますが、実際にはそう簡単には当たりません。儲けるためには抽選という難関を超える必要があります。

ここまで見てきて良いこと尽くしのIPOでしたが、新規公開株を購入するのは至難の業です。では当選確率を上げるためにはどうすれば良いのか?

それは鉄砲の弾を多く撃つことです。しかも下手ではなく上手にです。弾を多く撃つためには複数の証券会社の口座を開設することです。本来、IPOは1銘柄に対してひとつの証券会社からしか購入できませんが、複数の証券会社から申し込んで当選確率を上げるのが一番確実です。

特にお勧めの証券会社は

  • 野村證券
  • SMBC日興証券
  • 大和証券
  • SBI証券
  • マネックス証券

です。それぞれの証券会社の特徴と弾の上手な撃ち方は別の機会にご紹介したいと思います。

 IPOは無料の宝くじ?

IPOは難しい投資判断が必要なく、限りなくノーリスクで儲かりやすいことは自明の理です。あとは資金量に応じて弾を多く、少しでも上手に撃って当選確率を上げることに尽きます。

それでは久しぶりにIPO投資に復帰、参戦した実績の報告をします。

証券会社の口座は新たに2社開設して合計10社になり、1月から上場発表した43銘柄すべてに需要申告しました。(公募割れが予想される銘柄も需要申告しています。)

その結果は当選0件、補欠当選が6件という散々な状況です。補欠当選の内3社は公募割れが予想されたので最終の購入申込はしませんでしたが、残りの3社も繰り上げ当選に至りませんでした。IPOは想像以上に狭き門になっていました。以前はここまで門は閉ざされてはいませんでした。

しかしIPOは資金が拘束されることもありますが(証券会社によって拘束されるタイミングはまちまちです。)、当選して購入が確定するまでは費用は一切掛かりません。

あたかも無料で宝くじを購入しているような感じです。これからもいつかは必ず当選するので、めげずに地道にコツコツ需要申告したいと思っています。

以下今年の現時点(8/15時点)でのIPOの状況です。利益の列は100株当選して初値で売却した場合の利益額です。6月以降はIPOバブルが再来?したかのような大きな利益額になっています。

上場日 銘柄 公募価格 初値 利益 補欠当選
2月7日 ユーユーレンティア 1,890 2,510 62,000  
2月7日 ジモティー 1,000 2,300 130,000  
2月25日 AHCグループ 2,200 3,550 135,000  
3月2日 カーブスホールディングス 750 670 -8,000  
3月4日 Kids Smile Holdings 2,260 2,732 47,200  
3月6日 きずなホールディングス 2,320 2,220 -10,000
3月6日 ウイルテック 1,200 1,200 0  
3月9日 フォーラムエンジニアリング 1,400 1,030 -37,000
3月10日 ビザスク 1,500 1,310 -19,000  
3月11日 コンピューターマネージメント 2,750 4,360 161,000  
3月13日 木村工機 2,400 2,050 -35,000  
3月13日 フォースタートアップス 1,770 1,628 -14,200  
3月13日 リグア 1,950 1,940 -1,000  
3月16日 ミクリード 890 818 -7,200  
3月17日 ミアヘルサ 2,330 1,748 -58,200  
3月17日 リビングプラットフォーム 3,900 3,550 -35,000  
3月17日 ドラフト 1,580 1,221 -35,900  
3月18日 Fast Fitness Japan 2,960      
3月19日 ゼネテック 1,700 1,620 -8,000  
3月19日 関通 490 1,032 54,200  
3月19日 日本インシュレーション 940 869 -7,100  
3月24日 リバーホールディングス 960 720 -24,000  
3月24日 ペルセウスプロテオミクス 600      
3月25日 ヴィス 900 754 -14,600
3月26日 アディッシュ 1,230 2,101 87,100  
3月26日 ウイングアーク1st        
3月26日 サイバーセキュリティクラウド 4,500 9,210 471,000  
3月30日 バリオセキュア 1,700      
3月30日 Next Tone 1,700 1,660 -4,000  
3月30日 ニッソウ 3,750 2,800 -95,000  
3月31日 Macbee Planet 1,750 2,348 59,800 〇×2
4月2日 コパ・コーポレーション 2,600      
4月6日 松屋アールアンドデイ 960 838 -12,200  
4月7日 アイキューブシステムズ        
4月8日 アルマード        
4月9日 ロコガイド        
4月9日 ステムセル研究所        
4月9日 コマースOneホールディングス 1,350      
4月17日 サイバートラスト        
4月20日 Speed        
4月22日 アールプランナー        
4月23日 スマート・ソリューション・テクノロジー        
4月24日 さくらさくプラス        
4月24日 SANEI        
4月28日 ヤマイチエステート        
4月30日 GMOフィナンシャルゲート        
6月24日 ロコガイド 2,000 4,605 260,500  
6月24日 コパ・コーポレーション 2,000 4,530 253,000  
6月24日 フィーチャ 520 4,710 419,000  
6月26日 コマースOneHD 1,600 6,970 537,000  
6月29日 エブレン 1,350 5,000 365,000  
6月30日 グッドパッチ 690 2,757 206,700  
7月7日 Branding Engineer 490 2,920 243,000  
7月10日 Speee 2,880 5,150 227,000
7月15日 アイキューブドシステムズ 3,120 9,430 631,000  
7月15日 GMOフィナンシャルゲート 2,540 6,550 401,000  
7月15日 KIYOラーニング 2,300 5,360 306,000  
7月31日 日本情報クリエイト 1,300 2,210 91,000  
7月31日 Sun Asterisk 700 1,209 50,900  
8月3日 モダリス 1,200 2,520 132,000  
8月7日 ティアンドエス 2,800 7,010 421,000  
8月20日 ニューラルポケット        
8月25日 インターファクトリー        
9月17日 雪国まいたけ        

 ※取り消し線は上場延期の銘柄 

IPO補欠当選1

IPO補欠当選2

まとめ

IPOは資金の割り振りや需要申告等の手間が掛かる上にそう簡単には当選しませんが、一般的に損することはまずありません。

  • IPOは限りなくノーリスクに近いが、いかに資金効率よく当選確率を上げるかが肝

投資はリスク管理として余剰資金ですることと、分散投資することが大事だと思っています。実は今年から再開した投資がもうひとつあります。それも何とか軌道に乗せて三本柱に出来たら良いな、と思っています。

IPOはリスクは少なそうだけど、ぜんぜん当たらないんだね

地道に頑張れば理論上は必ず当選するはずだよ

コロナが収まったら、またハワイに行きたいね!

  

Mahalo !

 IPOは元本が保証されない株式投資です。

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