こんにちは SmashKf です。
IPO(新規株式公開)の利益でハワイ旅行の旅費の足しにする作戦を展開しています。作戦名は「IPOでハワイに行こう作戦」です。(まんまべたな作戦名。もっとひねった命名はないのか?でも分かりやすい?)この作戦においてSBI証券は重要な位置を占めています。9月はSBI証券主幹事案件が3件あったので、密かに当選を期待していましたが全滅しました。
今回、SBI証券で補欠ではありますが、(株)ダイレクトマーケティングミックスに今年8回目の補欠当選したので、初値の予想と今後の作戦について説明したいと思います。(補欠当選は当選者が辞退した場合に繰り上がります。)
「IPOでハワイに行こう作戦」成功したらいいね
なかなか結果が出ないけど、長期戦覚悟で頑張るよ!
出典:ダイレクトマーケティングミックスHP
始めに今年の戦績
今年のIPOの戦績は下記の通りですが、補欠当選時の購入意思表示で損得の見極めは出来ています。
55戦 全敗
補欠当選 7回
その内
購入の意思表示 3回 全て初値が公募価格を上回る(繰上当選なし)
辞退の意思表示 4回 全て初値が公募価格を下回る
以上のように未だに白星がありません。当たり前と言えば当たり前なのですが、人気のない案件に限って補欠当選します。必然的に辞退率が高くなっています。しかしIPOの良いところは連戦連敗でも損しないところです。抽選に当たれば、儲かる可能性が極めて高く、外れても損はしません。まるで無料の宝くじのようです。
それなので多少の手間をかけてでも、根気よく続けて行こうと思っています。IPOの詳細ついては下の記事を参照して下さい。
★合わせて読みたい★
(株)ダイレクトマーケティングミックスの検証
ダイレクトマーケティングミックスは10月5日に東証一部に上場します。
業務内容はコンタクトセンターにおける電話や直接訪問等のダイレクトマーケティングを通して顧客の企業に代わってエンドユーザーにサービスを提供するBPO事業を展開しています。またダイレクトマーケティングで蓄積したノウハウを元にコンサルティング業務を実施するなど、業績は順調に推移しているようです。
公開スケジュール
ブックビルディング期間や購入申込期間は証券会社によって多少異なりますが、公開スケジュールは下記の通りです。
- 仮条件提示:9月15日
- ブックビルディング期間:9月16日~24日
- 売出価格決定:9月25日
- 購入申込期間:9月28日~10月1日
- 上場日:10月5日
SmashKfはSBI証券で補欠当選したので、9月30日の12時までに購入か辞退の意思決定をしなくてはなりません。
価格情報と予想PER
- 想定売出価格:2980円
- 仮条件:2400~2980円
- 公募価格:2700円(予想PER:24.5倍)
【参考】類似会社のPER ベルシステム24:17.5倍、りらいあ:18.8倍
連結業績推移
直近の売上伸び率も高く、コロナ禍においても「働き方改革」が加速するなか順調に推移しています。
売上(単位:百万円)伸び率
- 2018年12月期 13,508
- 2019年12月期 17,213(27.4%)
- 2020年12月期 21,400(24.3%)予
税引前利益(単位:百万円)伸び率
- 2018年12月期 1,274
- 2019年12月期 2,142(68.1%)
- 2020年12月期 3,240(51.2%)予
ダイレクトマーケティングの初値予想
投資ファンドによる売出案件であること、公開規模も約244億円と大きいことから不安視する見方が強そうです。
仮条件は想定売出価格の上限と一般的でしたが、公募価格は仮条件のほぼ中間値で弱気な設定となっています。価格設定はコールセンター大手と比較した場合に割安感はありません。
また翌日に上場予定のキオクシアホールディングスの影響も無視出来ません。今年最大の公開規模(3000億円以上)となり、需給面での不安もいっそう強まります。
【公開直前に追記】急遽、キオクシアホールディングス上場中止の情報が入ってきました。上場の方針は維持するらしいですが、時期は慎重に見極めるそうです。米中対立の影響(ファーウェイ)らしいです。これにより需給面の不安は減少します。
9月17日に上場した雪国まいたけが重なって見えてきます。初値は公募価格前後で、公募割れの可能性も高いと思われます。
今後の4つのシナリオ
今回も雪国まいたけ同様に公募割れの可能性を予想していたので、IPOチャレンジポイント狙いの作戦でした。(SBI証券のしくみで、落選するとポイントが貰える)ですので今回は幹事団の中でも配分割合が少ない(2.75%)SBI証券のみからブックビルディングに参加しました。
以下、今後想定される4つのシナリオです。
- 補欠当選株購入 当選 初値売却で利益
- 補欠当選株購入 当選 初値売却で損失
- 補欠当選株購入 落選 IPOチャレンジポイント獲得
- 補欠当選辞退 損得一切なし
1~3は購入意思表示、4は辞退になります。良い結果に順番を付けると1、3、4、2になります。
購入の意思表示をした場合、当選確率は50%、購入した場合に利益が出る確率は50%位と予想しています。そうすると1は25%、2も25%で3が50%になります。つまり75%はプラス方向になりますが、2だけは絶対に避けたいところです。
ハワイに近づくか?の結論
今回も雪国まいたけ同様に購入を辞退します。
【公開直前に追記】今のところキオクシアホールディングスは上場中止になりましたが、購入辞退の判断は変更しない予定です。
出典:SBI証券HP
と言うことなので今回もハワイに近づきません。
「IPOでハワイに行こう作戦」には危険な案件には近づかないと言う戦術(掟)があります。今回もそれを忠実に実行します。(ダイレクトマーケティングミックス社が魅力のない企業と言っているわけではありません。IPOとして利益が出ない可能性が高いと言う意味です。念のため、誤解の無いように記述しました。)
全然、ハワイに近づかないね?
そんな事ないよ。実はちょっとずつ確実に近づいているんだ!
Mahalo !
IPOは元本が保証されない株式投資です。
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