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湖北工業のIPOに補欠当選!ハワイ旅行の足しになる?

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こんにちは SmashKf です。【12月21日に4章を追記】

 

IPO(新規株式公開)の売却益でハワイ旅行の旅費にする作戦を展開しています。作戦名は「IPOでハワイに行こう作戦」です。

湖北工業(株)のIPOで野村證券から今年26回目の補欠当選をしたので、企業紹介と初値による売却益を検証したいと思います。

いよいよ空前絶後の年末IPOラッシュが始まります。最終的に12月は33件のIPOの発表がありました。しかしながらぱっと見で優良案件は数える程度で、もしかしたら半分ぐらいは公募価格割れがあるかもしれません。昨年のコロナショックほどではないと思いますが、それを除くと最近ではあまりなかった現象だと思います。

既に2社の新規上場がありましたが、最初の上場案件であるのむら産業は公募価格割れで始まりました。2番目に上場したフレクトは大方の予想より高値で初値が付いたようです。状況が状況だけに確りと検証する必要があります。

今週は15日に1件、16日に2件の上場がありますが、何せ20日の週は25件もの上場が控えています。今週の状況で翌週の見当がある程度つくかもしれませんが、過密度が全く違うのであまり参考にはならないかもしれません。

湖北工業の補欠当選画面

出典:野村證券公式HP

 

野村證券では久しぶりの補欠当選だね!

湖北工業は優良企業だと思うけど、IPOに限っては慎重な判断が必要かな?

 

湖北工業HPのトップ画面

出典:湖北工業公式HP

始めに今年の実績

今年の個人的なIPO実績は下記の通りです。

95戦 5勝1敗89分(個人の銘柄別損益からみた勝敗)

損益  438,200円(手数料、税金は考慮していません)

当選   8回(その内繰上当選1回、上場待ち1件) 

補欠当選 26回目(その内辞退 6回)   

15日に当選したネットプロテクションズHDの上場があります。本IPOは少々微妙な案件です。今年2敗目を喫しないように願いたいものです。ちなみに楽天証券からの当選でしたが、同証券会社は当選確率を公表しています。同案件は当選倍率が10倍で、最近の中では非常に当選し易かったようです。

湖北工業(株)の企業紹介と投資判断

湖北工業は12月21日に東証2部に上場予定です。主幹事は野村證券となっています。

事業内容はアルミ電解コンデンサ用リード端子、光通信用部品および石英ガラスを材料とした精密部品の製造・販売となっています。

  • 代表者 :代表取締役社長 石井 太
  • 所在地 :滋賀県長浜市高月町高月1623番地
  • 創立  :1959年 (昭和34年) 8月8日
  • 資本金 :3億5千万円
  • 従業員数:単体 195名、連結 1,600名

企業理念は下記の通りです。

豊かな個性を尊重する全員参加型の経営を実践し、
新しい価値の創造を通じて、オンリーワン企業を目指す

  • 豊かな個性を尊重する 
  • 全員参加型の経営を実践 
  • 新しい価値の創造 
  • オンリーワン企業を目指す 

引用: 同社HP

と掲げていています。

同社グループは、同社及び連結子会社5社により構成されています。主な事業は、リード端子事業(アルミ電解コンデンサ用リード端子の製造・販売)、光部品・デバイス事業(光ファイバ通信網用光部品の製造・販売等)で、売上構成比はそれぞれ約50%となっています。

事業の概況

出典:同社目論見書

リード端子事業において、成長市場とされる車載用途やネットワーク機器用途のアルミ電解コンデンサは、使用環境が厳しい上に耐久性も求められるため、高い品質と信頼性の確立を企図し、量産技術の確立や品質管理の徹底を行うことにより、競合他社との差別化を図っています。

光部品・デバイス事業は、今日の情報通信に欠かせない光ファイバ通信の機器や光モジュールに使用される「光部品」及び「光デバイス」を製造販売しており、特に1955年より高信頼性(水深6,000メートルの海底で25年間故障せず機能し続けること)が要求される光アイソレータの製造販売に携わっています。

以上のように同グループは、産業社会の発展に貢献すべく、グローバルニッチ市場において、オンリーワンに相応しい使命を果たし、唯一無二の存在となることを目指して事業展開しています。

個人的投資判断
  • 投資判断『注意』(6段階評価で上から5番目)
  • 公募割れリスク『
  • 初値売却益(100株)『0~5万円前後』と予想

 

公開スケジュール 

公開スケジュールは証券会社によって一部異なる場合もありますが、ブックビルディング期間や購入申込期間は下記の通りです。

  • 仮条件提示:12月3日
  • ブックビルディング期間:12月6日~9日
  • 売出価格決定:12月10日  
  • 購入申込期間:12月13日~16日
  • 上場日:12月16日

SmashKfは野村證券で補欠当選したので、12月15日の15時までに購入か辞退の意思表示をしなくてはなりません。

価格情報と予想PER

仮条件は想定売出価格を下限とする強気な設定、公募価格は仮条件の上限で決まりました。予想PERは13.5倍で類似企業と比較して妥当な水準と言えます。

  • 想定売出価格:3840円
  • 仮条件:3840~4000円
  • 公募価格:4000円(予想PER:13.5倍)

株数などの情報

  • 発行済株式数(上場時):900万株(予定)
  • 公開株式数:公募160万株、売出100万株(OA39万株)
  • 公開規模:119.6億円
  • オファリングレシオ:33.2%

海外でも販売されますが、公募は、国内106万6000株、海外53万4000株に決定しました。

業績推移

新型コロナ拡大に伴う営業活動の縮小や、納入等の遅延によるリスクの最小化を図りつつ、引き続き高付加価値製品の開発、厳格なコスト管理などに注力し、さらなる事業の成長及び収益力の向上に取り組んだ結果、2021年12月期の業績は、売上が139.6億円で前年比24.9%増、経常利益が37.7億円で前年比59.9%増で増収増益の予測です。

同グループは、国内外の小規模市場を一体的に捉えたグローバル市場において高いシェアと確固たる地位を築く、という成長シナリオに主眼を置き、事業活動を展開しています。

売上(単位:百万円)伸び率

  • 2019年12月期   9979( -%)
  • 2020年12月期  11176(  12.0%)
  • 2021年12月期  13963(  24.9%)予

経常利益(単位:百万円)伸び率

  • 2019年12月期   1360( -%)
  • 2020年12月期   2357( 73.3%)
  • 2021年12月期   3770( 59.9%)予

湖北工業の初値予想コメント

公開規模119.6億円は東証2部案件として大型となり荷もたれ感のある水準となります。業績は順調で経済産業省の「グローバルニッチトップ企業 100選」に選定されるなど、個人的にも興味がある優良企業だと思います。

しかしIPOとしては人気のテーマでもなく、海外の販売も思ったほど伸びなかったようです。前述の通り公開規模が大きいうえ、21日は4社同時上場で需給動向が心配です。

ハワイ旅行の旅費の足しになる?

本案件のブックビルディングは、気持ち的に30%当選狙いの当選または補欠当選した時点で再度真剣に購入を検討するスタンスで、野村證券(事前資金不要)、SBI証券(IPOチャレンジポイント狙い)の2社の証券会社から参加しました。

その結果、主幹事の野村證券で補欠当選となりました。

 

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IPOのイメージ写真

本件は多くの売却益は期待できないと思われます。また購入申込をした時点で資金も拘束されるので、他の案件に回したい気持ちもあります。しかも上述のとおり、公募価格割れの可能性もそこそこあると思われます。

よって今のところ購入辞退の可能性が高いですが、意思表示は15日まで保留します。

湖北工業のIPOまとめ【12/21追記】

湖北工業は予定通り12月21日に東証2部に上場しました。初値は5300円で大方の予想を覆して、公募価格を32.5%も上回りました。

公開規模は大型で、需給も心配されましたが好調な業績を反映してか、初値買いの資金は50.5億円入り、なかなかの人気となりました。

  • 公募価格   :4000円
  • 初値     :5300円
  • 終値     :5110円
  • 初値売却益  :130000円(100株、利益率32.5%)
  • 公開規模   :119.6億円
  • 初値買資金  :50.5億円
  • 出来高/公開株:133.0%

買い気配からのスタートとなり、9時59分に全株一致となっています。初値形成後は一時、5490円まで上昇しましたが、終値は初値を下回る5110 円となっています。

上述のとおり、SmashKfは野村證券で補欠当選していました。購入の意思表示をするか否か、最後まで迷いましたが何か個人的に惹かれるものを感じたので、最終的に購入の意思表示をしました。

しかし迷った割にはある意味当たり前のように繰上当選はしませんでした。

その代わりと言っては何ですが、本日エクサウィザーズのIPOで後期抽選型のauカブコム証券から今年9回目の当選を頂きました。auカブコム証券からの当選は前身のカブドットコム証券の2005年3月のカブドットコム証券の上場以来、実に16年ぶりになります。

12月の実績は本日で8勝4敗となりました。IPOの市況自体は必ずしも悪いわけではなく銘柄によって選別されているように思います。本日上場のラバブルマーケティンググループはこのラッシュの中で2日目に持ち越しとなりました。明日以降の市況もどう動くか見守りたいと思います。

 

最後に後期抽選型のauカブコム証券で当選したんだ。

何とか有終の美を飾って今年を締めたいものです。

 

Mahalo !

 IPOは元本が保証されない株式投資です。

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