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「IPOでハワイに行こう作戦」2021年上期振り返り

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こんにちは SmashKf です。

 

IPO(新規株式公開)の売却益でハワイ旅行の旅費にする作戦を展開しています。作戦名は「IPOでハワイに行こう作戦」です。

早いもので今年も上半期が終了しました。年初から6月中旬過ぎまで、初値が公募価格を上回る新規公開が連続で36回も続いたので、今年は一見好調な様にも感じます。既に下半期に突入していますが、このタイミング(ちょっと遅いですが…)で前半戦を振り返ってみようと思います。

IPOのイメージ写真

2021年上期IPO市場の振り返り

依然として、2021年上期もコロナの影響があったにもかかわらず、多くの新規上場がありました。いくつかの視点で分析したいと思います。

新規上場件数と勝率

【年別月別上場社数】

1月 2月 3月 4月 5月 6月 上期 年間
2017 1 5 21 5 0 7 39 90
2018 0 2 14 8 1 11 36 90
2019 0 5 16 5 1 11 38 86
2020 0 3 24 1 0 6 34 93
2021 0 7 13 11 0 22 53 130 ?

新規上場は直近5年間で最も多い53社でした。直近4年間が34~39社なのでかなり多めです。月別には6月に上場ラッシュがあり、逆に本来上場が集中するはずの3月は、13社なので少な目でした。

このペースが続けば、2022年からの上場基準の見直しも影響し、年内に130社程の新規上場があるかもしれません。

【月別上場件数と勝率】

月別上場社数と勝率

勝率(初値が公募価格を上回る率)は48勝4敗1分の92%でした。昨年12月のKaizen Platformから47連勝でしたが、6月のペイロールで途切れてしまいました。

初値売却損益と騰落率

【月別平均損益と騰落倍率】

月別平均損益と騰落倍率

上半期の平均初値売却損益は1件あたり147,730円で、平均騰落倍率は1.77倍でした。グラフの通り売却益も騰落倍率も年初からだんだんと下降傾向にありました。昨年は平均初値売却損益193,480円、平均騰落倍率2.06倍なのであまり良い状況とは言えません。

【銘柄別初値損益ベスト5】

  銘柄 公募価格 初値 損益
1 アイ・パートナーズフィナンシャル 3,120 9,880 676,000
2 サイバートラスト 1,660 6,900 524,000
3 ベビーカレンダー 4,200 9,400 520,000
4 アピリッツ 1,180 5,600 442,000
5 coly 4,130 8,450 432,000

【銘柄別初値損益ワースト5】

  銘柄 公募価格 初値 損益
1 デコルテ・ホールディングス 1,720 1,582 ‐13,800
2 ドリームベッド 1,460 1,350 ‐11,000
3 ペイロール 1,380 1,290 ‐9,000
4 アルマード 880 861 ‐1,900
5 日本電解 1,900 1,900 0

今のところ銘柄別にも大化けした案件は少なかったようです。後半戦に期待です。

【初値売却損益価格帯別件数】

初値売却損益価格帯別件数

損益を価格帯別件数をグラフ化しました。50万円以上利益が出た案件は3件のみで、半数近くが0~10万円の価格帯に集中しています

【初値騰落倍率別件数】

初値騰落倍率別件数

騰落倍率です。3倍以上は5件しかなく、最高でもアピリッツの4.75倍でした。約7割が2倍以下となっています。

主要証券会社幹事実績 

【幹事取扱い実績ベスト10】

  証券会社 主幹事 幹事 合計
1 SBI証券 8 44 52
2 みずほ証券 16 22 38
3 SMBC日興証券 6 29 35
4 楽天証券 0 33 33
5 マネックス証券 0 30 30
6 野村證券 15 14 29
7 大和証券 6 15 21
8 CONNECT 0 21 21
9 いちよし証券 3 15 18
10 松井証券 0 16 16

【主要証券会社幹事取扱い件数】

主要証券会社幹事実績

主幹事および幹事(委託含む)の取扱い実績です。

抽選参加組は、IPOに参戦するにあたって左から7社(SBI証券~大和証券)は押さえておきたいです。

SBI証券は新規上場53社中52社の取り扱い実績があり、群を抜いています。2012年以来取扱い件数No.1を維持しています。主幹事も今のところ、みずほ証券、野村證券に続き3番手につけています。IPOチャレンジポイントの制度もあるので、絶対に外せない証券会社です。 

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主幹事実績の多い、みずほ証券(16社)、野村證券(15社)、SMBC日興証券、大和証券も外せません。特に野村證券は事前資金不要なのでおすすめです。

抽選参加組の場合は主幹事件数や取扱件数も重要ですが、実は抽選配分数が重要です。

その点、楽天証券とマネックス証券は主幹事こそありませんが、取扱件数も多く100%完全抽選なので抽選組の強い味方です。

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また松井証券は取扱件数こそ楽天証券、マネックス証券の半数程度ですが、70%完全抽選、且つ事前資金不要なのおすすめのひとつです。

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松井証券

 

2021年上期のIPO市場をまとめると、新規上場件数は非常に多く勝率も高いが、後半にいくほど地合いが悪くなり(特に6月)、初値による売却益も控えめな半年でした。

2021年上期「IPOでハワイに行こう作戦」振り返り

  

確か去年は1回も当選しなかったよね?

今年は片目が開いたよ。前半戦で何とか両目も開いたけどね!

「IPOでハワイに行こう作戦」実績

2021年上半期の実績は下記の通りでした。

53戦 2勝0敗51分(個人の銘柄別損益からみた勝敗)

損益  265,500円(手数料、税金は考慮していません)

当選   2回 

補欠当選 14回 繰上当選なし

 その内辞退の意思表示 1回   

【当選実績内訳】

上場日 銘柄 証券会社 公募価格 初値 損益
3/19 ココナラ みずほ証券 1,200 2,300 110,000
6/10 ワンダープラネット 大和証券 2,560 4,115 155,500

【補欠当選実績】

  • SBI証券 7回
  • みずほ証券 2回
  • 大和証券 2回
  • 野村證券 1回
  • 松井証券 1回 
  • CONNECT 1回

以上のような実績でした。

「IPOでハワイに行こう作戦」分析

昨年の1回も当選しなかった状況から比較すると、まあまあ上出来だと思います。

昨年との違いは、資金の投入量を約2倍に増やしたことです。昨年は年間でブックビルディングに608回参加しましたが、今年は上半期だけで既に624回も参加しています。平均すると1銘柄に対して12回参加したことになります。当選確率は0.3%になります。

だからと言って、むやみやたらに参加しているわけでもありません。公募価格割れが予想される銘柄や、配分割り当てが極端に少なく事前に資金拘束される証券会社からの参加は見送っています。

損益面については、ココナラは想定通りか、むしろ若干上振れでしたが、ワンダープラネットは6月の上場ラッシュが始まり想定よりかなり下振れの結果に終わりました。優良案件だっただけに、地合いさえ良ければ40~50万円位は利益が稼げたと思います。

当選の2銘柄はいずれも主幹事からでした。補欠当選は主幹事9回、幹事が5回となっています。

みずほ証券、大和証券ともに当選1回に対して補欠当選が2回となっています。SBI証券は補欠当選7回に対して当選はゼロです。当選辞退(失念)の余裕を見過ぎているのかもしれません。

 

「IPOでハワイに行こう作戦」まとめ

今年になってIPOでの旅行資金も貯まりつつあります。JALマイルやHGVのポイントも貯まっているので、あとは渡ハ出来る環境が整うのを待つだけになってきました。

既に後半戦も始まり、7月は9件、8月も今のところ4件のIPOが発表されています。そんな中、幸先よく楽天証券からコラントッテで今年3回目の当選を頂きました。

上述の通り、楽天証券は100%完全抽選なので、抽選組の強い味方です。抽選番号や抽選倍率も公開されています。それに日経平均終値から算出されるので恣意的なものが全くなく公平感があります。ちなみにコラントッテの倍率は81倍でした。

下期もおそらく多くのIPOが発表されると思います。基本戦略の変更はありせん。主幹事とSBI証券を優先に抽選配分数の多い証券会社で地道にコツコツ参加したいと思います。

  

少し、風向きも変わってきたね?

下半期も良いスタートを切ったので、あと5件くらいは当選を頂きたいな!

 

Mahalo !

 IPOは元本が保証されない株式投資です。

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