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「IPOでハワイに行こう作戦」2020年振り返り

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こんにちは SmashKf です。

 

「IPOでハワイに行こう作戦」を展開中です。IPOで売却益を得てハワイ旅行の旅費の足しにする作戦です。昨年からネット証券を中心に10数年ぶりに再参戦しています。

今年も2月5日上場予定の株式会社QDレーザを皮切りにIPOが始まりました。勿論、今年も昨年に引き続き参戦しますが、その前に2020年の振り返りをしておきます。

IPOのイメージ写真

2020年IPO市場の振り返り

2020年はコロナの影響があったにもかかわらず93社の新規上場がありました。(再上場も含む)いくつかの視点で分析したいと思います。

新規上場社数と勝率

新規上場は直近5年間で最も多い93社でした。ここ5年間の平均が88.4社なので5社ほど多めです。月別には12月(26社)と3月(23社)に集中しました。逆にコロナショックの4月は1社、5月はゼロでその時点では先が見通せない状況でした。

勝率(初値が公募価格を上回る)は69勝23敗1分の75%でした。23敗のうち17敗は3月に集中していました。ここ数年、勝率は90%前後だったので低めです。但しコロナショックの影響をもろに受けた3、4月を除くと63勝5敗の93%の高勝率でした。

【月別上場社数と勝率】

2020年IPO月次件数と勝率

初値売却損益と騰落率

年間の平均初値売却損益は193,480円で、平均騰落倍率は2.06倍でした。コロナショックの影響を受けた割には高い水準です。これも3、4月を除くと257,760円と2.41倍に上がります。

月別には9月が最も利益水準が高く、平均初値売却損益は542,889円で、平均騰落倍率は3.63倍でした。これは9月26日に上場したヘッドウォータースによる影響も大きいです。

【月別平均損益と騰落倍率】

2020年IPO月次件損益と騰落倍率

次に銘柄別損益のベスト5とワースト5です。

初値売却損益ベスト5          公募価格 初値 損益
  1. ヘッドウォータース    :2,400 28,560 2,616,000
  2. アースインフィニティ   :1,970 10,410 844,000
  3. ビートレンド       :2,800 10,010 721,000
  4. トヨクモ         :2,000 9,020   702,000
  5. アイキューブドシステムズ :3,120 9,430      631,000  
初値売却損益ワースト5          公募価格 初値 損益
  1. ニッソウ         :3,750 2,800  -95,000
  2. ミアヘルサ        :2,330 1,748  -58,200
  3. ドラフト         :1,580 1,221  -35,900
  4. リビングプラットフォーム :3,900 3,550  -35,000
  5. 木村工機         :2,400 2,050  -35,000

損益を価格帯別件数をグラフ化したものです。20万円以上利益が出た案件は33件ありました。

【初値売却損益価格帯別件数】

2020年IPO案件別損益

次に騰落倍率もグラフ化しておきます。最高はヘッドウォータースで11.9倍でした。初値が2倍以上に跳ね上がった案件は39件ありました。

【初値騰落倍率別件数】

2020年IPO案件別騰落倍率

主要証券会社幹事実績

主幹事および幹事(委託含む)の取扱い実績です。IPOに参戦するにあたっては左の8社(SBI~楽天)は外せません。SBI証券は2012年以来取扱い件数No.1を維持しています。主幹事の取扱い件数は野村證券がNo.1で僅差でみずほ証券が続きます。

幹事会社実績ベスト10  ( )の数字は主幹事件数       
  1. SBI証券 85(15)
  2. みずほ証券 62(21)
  3. SMBC日興証券 52(16)
  4. マネックス証券 50
  5. 大和証券 43(15)
  6. 野村證券 41(22)
  7. 岡三オンライン証券 39
  8. 楽天証券 38
  9. 岡三証券 37(1)
  10. いちよし証券 33(5)  

取扱件数や配分数も重要ですが、実はSmashKfのように抽選で参戦している場合は抽選配分数が重要です。感覚的には大体把握していますが、数値化してみたいと思っています。

【主要証券会社幹事取扱い件数】

2020年IPO主要幹事会社

2020年「IPOでハワイに行こう作戦」振り返り

  

去年は1回も当選しなかったね

何かやり方が悪いのかな?…

「IPOでハワイに行こう作戦」実績

昨年の実績は下記の通りでした。

作戦結果

93戦 全敗

補欠当選 20回

 補欠当選の銘柄別内訳

  • きずなホールディングス
  • フォーラムエンジニアリング
  • ヴィス
  • Macbee Planet ×2
  • Speee
  • 雪国まいたけ
  • ダイレクトマーケティングミックス
  • Retty ×2
  • クリーマ
  • ブレイド
  • ココペリ
  • Kaizen Platform ×3
  • ウェルスナビ ×2
  • ファンペップ ×2

 補欠当選の証券会社別内訳

  • SBI証券 14回
  • 大和証券 3回
  • 野村證券 1回
  • マネックス証券 1回
  • 岡三オンライン証券 1回

以上のように補欠は20回ありましたが、当選への繰り上げは1回もありませんでした。

「IPOでハワイに行こう作戦」分析

「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」じゃないですけど、まったく当たりませんでした。むしろ限られた資金内で上手に撃ったつもりです。

1銘柄に対して複数の証券会社から参加しているので、昨年1年間で608回ブックビルディングに参加しました。1回も当選しなかったので当選確率は0%ですが、敢えて計算するなら0.16%以下ということになります。この結果はさすがにツキがなかったような気がします。

補欠当選からの推測ですが、証券会社別にはSBI証券は外せません。それと主幹事から13件、主幹事以外から7件なので、主幹事以外からもコツコツと抽選に参加することの重要性を改めて認識しました。

2020年「IPOでハワイに行こう作戦」まとめ

昨年、再参戦するときは年に2、3件は当選して、最低でも50万円程度は利益がでると思っていましたが、想像以上に厳しい結果でした。

IPO市場自体は3月のコロナショックの頃はどうなるか予想も出来ませんでしたが、結果的には6月以降IPOが再開されてからは連戦連勝が続き、ミニバブルとも思えるほどの好況ぶりでした。それにあやかりたかったですが、個人としては連戦連敗に終わりました。しかしIPOの良いところは連戦連敗でも損しないところです。

しかし成果が全くなかったわけではありません。SBI証券のIPOチャレンジポイントは着実に増えました。過去のポイントも残っていたので、今年の年末くらいには行使することも可能です。そういう意味ではハワイに確実に近づきました。(IPOチャレンジポイントは貯め続ければ必ず当選します)

今年も多くのIPOが予想されています。基本戦略の変更はありせん。SBI証券を第一優先に抽選配分数の多い証券会社を中心に参加します。昨年は運が悪かった?分、今年はたくさん当選することに期待を込めて…

  

今年は当選するかな?

そろそろ確率的にも当選しないとおかしい。それに状況次第で年末にはIPOチャレンジポイントの行使もありえるよ!

 

Mahalo !

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