こんにちは SmashKf です。
13回目の申請にしてやっとGoogleアドセンスに合格しました。諦めの境地に入っていたので、「おめでとう!」のメールが来た時はまじで「うっ、嘘」って感じでした。ただいつもと違っていたのは、今まで申請の翌日までには 大抵「アカウントの承認を受けるには、問題を解消していただく必要がございます。価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」のメールが届いていました。しかし、合格の時は3日間何の音沙汰もなく「もしかしたら?」とかなり淡いですが、1mmくらいの期待を持っていました。Googleは「通常、審査は1日たらずで完了しますが、場合によってはそれ以上かかることがあります。」と言っていますが、合格の時はいつもより時間が掛かることがあるようです。
このブログの開設は今年の2月16日でした。どうせやるならある程度の収益化も目指したいので、最初からはてなブログProと独自ドメインで始めました。その方が収益化には有利と言われています。始めた頃はアドセンスの存在自体を知りませんでしたが、この選択は正しかったと思っています。
そしてアドセンスの1回目の挑戦は4月22日で、最終的な合格通知は8月20日にもらいました。4か月間に渡る合格へのいばらの道とその対応を心境の変化も交えて書いていきたいと思います。
現時点における体験に基く最新の事実をお伝えしますが、むしろ余計に戸惑う可能性もあるのでご注意ください??
アドセンスにやっと受かったんだってね。
そうなんだ!この記事が少しでも参考になれば嬉しいよ。
初回申請時と合格時の状態について
このブログはハワイ旅行の情報とその関連情報としてJALマイル、投資(ハワイ旅行の資金を稼ぐ)と最初は書くつもりは無かったのですがブログ運営の奥の深さを感じてブログ運営の4本のカテゴリーで始めました。アドセンス申請に際して合格までに変化して行く過程をご紹介したいと思います。
初回申請時の状態
ブログを開設して2か月が経ち、その間にアドセンスの存在を知り、ある程度の対策を実施し、最初に申請した時のスペックです。
はてなブログPro、独自ドメイン
記事数 17
カテゴリー 4
ハワイカテゴリー 記事数 8
マイルカテゴリー 記事数 1
投資カテゴリー 記事数 1
ブログカテゴリー 記事数 7
文字数 213〜5,250(平均3,127)
Googleアナリティクス、サーチコンソール設定済み
お問合せ、プライバシーポリシー設定済み
グローバルメニュー、目次、パンくずリスト設定済み
アフィリエイト広告なし
この時点でマイルと投資カテゴリー の記事が1記事ずつだったのは気になる点でした。(カテゴリーには最低でも2記事以上あった方が良いと言われている。)
合格した時の状態
そしてこちらが合格時のスペックです。
はてなブログPro、独自ドメイン
記事数 20
カテゴリー 4
ハワイカテゴリー 記事数 12
HGVカテゴリー 記事数 2
マイルカテゴリー 記事数 4
投資カテゴリー 記事数 2
文字数 1,433〜6,306(平均3,578)
Googleアナリティクス、サーチコンソール設定済み
お問合せ、プライバシーポリシー設定済み
グローバルメニュー、目次、パンくずリスト設定済み
アフィリエイト広告なし
Before ・After 比較検証
一見、比較してもあまり変化は無いように思えます。4か月も掛かったのに記事数も3つしか増えていません。そうは言っても13回も申請しているので、その間に紆余曲折もありました。その詳細は次章以降で説明します。
ここまでで言えることは
- はてなブログPro、独自ドメイン
- アナリティクス、サーチコンソール
- お問合せ、プライバシーポリシー
- グローバルメニュー、目次、パンくずリスト
以上の装備に関しては初回の申請から合格まで終始実装していました。必須かどうかまでは断言できませんが、装備もしくは用意した方が良いと思います。少なくとも有っても合格の邪魔はしません。プライバシーポリシーはコピーOKのブログからほぼコピペしました。Proや独自ドメインは必須と言う説もありますが、どうやらそうでもないらしいです。(WEB上ではてな無料ブログで合格の報告が多数あります。)
こうして振り返ると、初回の申請からまあまあの線だった様な気もします。
コンテンツが存在しない!って何だ?
SmashKfの場合、不合格の理由は12回中10回が「価値の低い広告枠:コンテンツが存在しない」でした。
上の様な不合格理由の通知がありますが、具体的に指摘してくれないので何のことかよく分かりません。
- ユーザーにとって価値がほとんどない
- 広告の比率が高すぎる
SmashKfの場合、広告は一切貼っていなかったので、原因は1にあるはずです。コンテンツに価値がないと判断されれば確かにそうなのかもしれません。
当初は価値が無かったが、合格時には価値が認められたことになります。過去の記事内容はリライトしていないので、追加記事の価値が評価されたことになります。
もうひとつ考えられるのは記事の内容云々の前に、技術的な問題でGoogleにはコンテンツが認識されていないか、不完全な場合が考えられます。その中にはよく言われているアドセンスとはてなブログの相性の悪さもあるのかもしれません。
次章以降で検証したいと思います。
アドセンス合格ロード
合格までに13回の申請をしましたが、大きく分けて4つのフェーズに分類できます。それぞれのフェーズごとに説明していきます。
- 本当にリーチ出来ないの?フェーズ
- 余裕でいろいろお試しのフェーズ
- いよいよ策がなくあとがないフェーズ
- 諦めの境地フェーズ
本当にリーチ出来ないの?フェーズ
【経緯】
1回目(4/22申請、4カテゴリー、17記事)
【不合格理由】
「お客様のサイトにリーチできません」
【心境】
はてなブログの場合、「お客様のサイトにリーチできません」というエラーが多発しているらしいけど、本当なの?という気持ちでしたが、試したら本当でした。
既に記憶が曖昧なのですが、審査コードが認識されていないのでURLの転送設定をしてから申請するつもりだったのですが、手違いで申請したような覚えがあります。いずれにしてもこの時点では余裕しゃくしゃくで、「正常に審査されれば合格もそう遠くはないな」なんて軽い気持ちでした。この先待ち構えているいばらの道があるとも知らずに…。
余裕でいろいろお試しのフェーズ
【経緯】
2回目(4/25申請、4カテゴリー、18記事)
3回目(4/26申請、4カテゴリー、18記事)
4回目(5/1申請、4カテゴリー、17記事、2記事下書きへ)
5回目(5/6申請、3カテゴリー、18記事、1記事下書きへ)
6回目(5/19申請、2カテゴリー、14記事、5記事下書きへ)
【不合格理由】
「コンテンツが存在しない」
「コンテンツが複製されているサイト」1回のみ
【対策した事】
初回時に審査コードが認識されなかったので、その対策としてお名前.comでURL転送を設定しました。
- お名前.comで独自ドメインを取得していたので、URL転送設定を実施
4回目の申請の時に明らかに内容が薄いと思われる2記事を下書きに戻し、5回目にはYMYL(Your Money Your Life)に該当する投資カテゴリーの廃止とその記事を下書きに、6回目にはカテゴリーは少ない方が良いとのことなのでブログカテゴリーも廃止し、その記事を下書きに戻しました。
YMYLとは金融や人生にまつわる情報のことで人の健康や将来にかかわるので素人は安易に手を出さない方が良いとされているようです。
他にもはてなブログ先輩諸氏のアドセンス合格体験談を読ませて頂き、下記の対策を実施しましたが合格には至りませんでした。但し、いずれも実施した方が良いと思います。特に公開された記事がインデックス登録されているか、下書きに戻した記事がある場合はURLの一時削除とsite:URLで検索に引っ掛からないかは確認して下さい。
- サーチコンソールでインデックス登録(site:URLで確認)
- サーチコンソールで下書きに戻した記事のURL一時削除(site:URLで確認)
- サーチコンソールでサイトマップ送信
- 画像データの軽量化
- 画像データのalt属性指定
- グーグルマップのスクリーンショットのぼかし(著作権上の問題、埋込はOK)
- 記事タイトルの見直し
- 審査コードを記事上、記事下にも設定
- Bingウェブマスターツールの登録
- アドセンスポリシー違反の確認
参考までに合格時のサイトマップを貼っておきます。あまり詳しくないのですが合否には関係ないと思います。/sitemap.xml?page=1が正確に読み込まれていない気がします。
【心境】
はてなブログ先輩諸氏のアドセンス合格体験談を参考にまだ手を付けていないところもあるので、「段階的に実施してどの対策が有効なのかな?原因を追求してみよう!」何てまだ軽い気持ちでした。勿論、最近は審査が厳しくなっていることは理解していました。
いよいよ策がなくあとがないフェーズ
【経緯】
7回目(5/25申請、2カテゴリー、15記事)
8回目(5/30申請、2カテゴリー、15記事)
9回目(6/6申請、2カテゴリー、15記事)
【不合格理由】
「コンテンツが存在しない」
【対策した事】
カテゴリーページを編集して長めの説明文を付けてコンテンツ化しました。その名残りで今もハワイとマイルのカテゴリーだけ長めの説明文が残っています。改行も多いと空白が多くなるので、コンテンツがないと見なされるという説があります。複製と見なされる説があるのでサイドバーから注目記事、最新記事、月別アーカイブを削除しました。
- カテゴリーページのコンテンツ化
- 改行の削減
- サイドバーの見直し
【心境】
いよいよ対策が無くなってきました。おそらく上記対策は無意味だと思います。しかもブログ以外の事情もあったのですが、Googleのお気に召さないことは書けないので記事の更新も出来なくなっていました。
諦めの境地フェーズ
【経緯】
10回目(6/28申請、2カテゴリー、16記事)
11回目(7/24申請、2カテゴリー、17記事)
12回目(7/31申請、2カテゴリー、18記事)
13回目(8/16申請、4カテゴリー、20記事)
【不合格理由】
「コンテンツが存在しない」
【対策した事】
10~12回目までは記事を書いて、その後に申請しただけです。
13回目に合格したのですが、その前にしたことは
- 4カテゴリーに増設(HGVと投資)
- 2記事追加
- サイドバーを元に戻した
- 申請間隔を2週間以上開けた(偶然です。申請間隔は関係ないかも)
カテゴリーは絞った方が良いと言われているようですが、元の4カテゴリーに戻しました。且つ、素人が安易に手を出さない方が良いと言われている投資カテゴリーを復活させました。
カテゴリーには2記事以上あった方が良いと言われているので、投資カテゴリーで2記事追加しました。結果的に申請間隔も2週間以上に開きました。(今は週1ペースで更新しているので)HGVカテゴリーはハワイカテゴリーから独立させたので、最初から2記事ありました。
サイドバーからはツールを減らしましたが、意味が無いと思い以前の状態に戻しました。
【心境】
自分としては9回目(実質的には6回目)の申請までに出来ることは全てやり切ったつもりなので、このブログでの合格はほとんど諦めかけていました。
そうは言っても完全に諦めた訳ではないので、「当面はアドセンスポリシーを守りつつも、あまり縛られずに、なるべく有益でありながらも自分で書きたい記事を公開する。」という気持ちになっていました。
最後にまとめ
結果的には何が決め手で合格したか、いまいち良く分かりませんでした。
- アドセンス申請で一般的に言われている基本対策は実施した
- 下書きに戻した記事はあるが過去記事はリライトしていない
結局のところ、アドセンス合格のポイントは読者にとって有益で役に立つ記事を書く事に尽きるのではないでしょうか。またあまり確かな事は言えませんが、良質な記事を書き続ければ記事品質の平均値が向上するのでリライトの必要もないと推測します。(SmashKfがそのレベルに到達しているかは疑問ですが…)
よく言われているはてなブログとアドセンス の相性の悪さも審査コード、サイトマップが認識されないことはありますが、審査コードさえ認識されれば関係ないような気がします。
参考までに合格直前の2記事のリンクを貼っておきます。どちらも投資の記事ですが、株(IPO)や投資信託をしている人なら誰でも知っている内容です。初心者の方でも分かるように経験やデータも取り入れて書いた事が評価されたのかもしれません。
★合わせて読みたい★
★合わせて読みたい★
最後に申請のタイミングですが、記事数が多くなるとどの記事がダメなのか、リライトしないとなるとブログ全体の記事品質を上げるのも難しくなります。アドセンスは方針や対策を練って早目に申請した方が良いのは間違いないです。
また問題が発生したんだって?
一難去ってまた一難!今度は自動広告がうまく表示されないんだ。手動なら表示されるんだけど…時間が解決するという説もあるので気長に対処するよ…
Mahalo !