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ITパスポートは社会人にお勧めの国家試験です

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こんにちは SmashKf です。

 

先月(2021年6月)、ITパスポート試験を受験しました。正式な合格発表はまだですが、試験終了直後に判定される合格基準はクリアしました。(その場で採点されるので、およその合否は即座に分かります。)正式な合否は経済産業大臣が判定します。そして合格者には経済産業大臣から合格証書が交付されるそうです。

これから数回に分けて、ITパスポート試験に一発合格するための受験情報を経験も交えながらご紹介したいと思います。

と言いつつも受験して感じたことは、試験に合格云々よりもその内容を勉強(理解)すること自体に意義を感じました。業種にかかわらず確りと理解すれば、仕事に役立つ社会人向けのお勧めの試験だと感じました。

「一発合格」を目標に勉強すれば、ITパスポート試験はちょうど良い動機付けになるのではないかと思います。

  

ITパスポート試験って国家試験なんでしょ?

難易度はそれほど高くはないけど、合格するには幅広い知識が必要だよ。勉強して身に付けたことは仕事に役立つと思うよ!

 

Macbookとパスポート

ITパスポート試験とは

ITパスポート試験は経済産業省が認定する国家試験で、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施しています。

ITパスポート試験、通称iパスは

iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。

引用: ITパスポート公式サイト

とあるように、受験者はIT業界限定というよりもむしろ社会人全般とその予備軍である学生が多く、その出題範囲も詳細は後述しますが、IT系以外のことが多く出題されています。

難易度

IT資格関連の試験制度は下図のようになっていて、右上に行くほど難易度が高くなります。つまりITパスポート試験は登竜門的な位置づけとなります。

IT関連試験制度図

出典:情報処理機構公式サイト

ITパスポート試験は人気の試験で、下の表の通り受験者数は年々増加しています。

合格率はここ数年上昇傾向にありますが、過去の平均はだいたい50%前後で、それほど難しい試験ではありません。但し出題範囲は広範囲におよび幅広い知識が要求されるので、それほど難しくないとは言っても約半数の人は落ちてしまいます。

ですから一切勉強せずに合格するのは不可能ではありませんが、一般的には難しいと思います。経営やマネジメントに関する出題も多いので、実務経験の乏しい学生の合格率は社会人と比較すると20%前後低くなっています。 

年度 受験者数 全体合格率 社会人合格率 学生合格率
2015 73,185 47.4% 57.0% 35.6%
2016 77,765 48.3% 57.7% 36.7%
2017 84,235 50.4% 60.3% 38.0%
2018 95,187 51.7% 61.5% 38.4%
2019 103,812 54.3% 62.8% 41.4%
2020 131,788 58.8% 64.6% 47.9%
2021 21,966 56.9% 61.6% 44.4%

※2021年度は4月~5月

試験内容

試験に合格するためには、その全容を把握することが大切です。

ITパスポート試験はCBT(Computer Based Testing)方式というパソコンを利用して試験を実施します。画面に表示された問題を四肢択一式(4つの選択肢から正解を一つ選ぶ)で解答します。

合格基準は総合評価点が600点以上、かつ分野別評価点もそれぞれ300点以上となっています

但し配点に関しての詳細は公表されていないようです。単純に1問10点ではなく、IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づいて解答結果から評価点を算出しているそうです。IRTは最新の採点方式でTOEIC等にも採用されています。

また出題数は100問ですが、その中には8問の評価点対象外の問題が含まれています。どの問題が対象外かは公表されていません。その8問は今後出題する問題を評価するために使われます。(IRTに関係しているのかもしれません。)

項目 説明
試験方式 CBT方式
試験時間 120分
出題数 100問
出題形式 四肢択一式
出題分野 ストラテジ系(経営全般):35問(32)
マネジメント系(IT管理):20問(18)
テクノロジ系(IT技術):45問(42)
合格基準 【総合評価点】
  600点以上/1,000点
【分野別評価点 】
  マネジメント系 300点以上/1,000点
  テクノロジ系  300点以上/1,000点
  テクノロジ系  300点以上/1,000点
採点方式 IRT方式

※出題分野の()内の数字は評価点対象の問題数

出題範囲

出題範囲はストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の大きく3つの分野に分類され幅広い範囲から出題されます。「ITパスポート=テクノロジ系」ではないということを念頭に置いてください。むしろストラテジ系、マネジメント系の問題の方が多いです。このあたりが実務経験が豊富な社会人の方が合格率が高い所以だと思われます。 

項目 説明
ストラテジ系 企業と法務
経営戦略
システム戦略
マネジメント系 開発技術
プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント(システム監査など)
テクノロジ系 基礎理論(アルゴリズム、プログラミングなど)
コンピュータシステム(ソフトウェア、ハードウェアなど)
技術要素(データベース、セキュリティなど)

ITパスポートのメリット・デメリット

IT力を証明する国家試験、それが「ITパスポート試験」です。

メリット

企業活動、経営戦略、マーケティング・財務・法務などの機能別戦略など幅広い基礎知識がバランス良く習得できます。

実際に勉強して感じたのは実務に役立つということです。SmashKfの場合、社会人としての経験も長いので既知の知識も多いですが、未知の知識や新たな気づきも多くありました。IT関連だけでなく、得た知識を応用、発展させることで業務の品質向上、効率化、改善に役立たせることも可能だと思います。

また就職に有利に働くこともあるようです。

デメリット

基本的にデメリットはないと思います。

但し、幅広い知識は身に付きますが、深い知識は身に付きません。実務に役立つと上述しましたが、実際にはもっと深堀しないと表面的な知識だけで終わってしまいます。

ITパスポート試験の知識では文章の意味は理解できても、それを実務に応用するのにはさらに深堀するか、関連の知識が必要になるケースが多いと思います。

ITパスポートのまとめ

主に社会人目線で見てきましたが、ITパスポート試験は合格を目指すだけではあまり意味がありません。得た知識を実務に応用することが大事です。

繰り返しになりますが、メリットは幅広い知識が身に付くことです。但しその知識のほとんどはその分野のさわりに過ぎません。実務に関連する分野や興味を持った分野は更に深堀することによって本来の目的が達成できると思います。

そういう意味で、ITパスポート試験の合格は目的でもゴールでもありませんが、次のステップへのスキルアップの手段として価値のある試験と言えると思います。

受験勉強を始める前は受験料も会社負担だし、受験は任意でしたが義務的な側面も感じていました。しかし勉強を開始してからはお勧めの試験と感じるようになりました。

ちなみに受験勉強に使用した教科書はこの一冊のみです。

 

目的は合格ではないと言っても、一発合格したいよね!

そうだよね。次回は勉強方法について詳しく説明するよ!

 

Mahalo !