こんにちは SmashKf です。
「IPOでハワイに行こう作戦」を展開しています。IPOで売却益を得てハワイ旅行の旅費の足しにする作戦です。昨年からネット証券でIPOに10数年ぶりに再参戦しています。昨年は20回の補欠当選のみで当選はありませんでした。今年もめげずに当選目指して頑張ります。
早速ですが、今年初の新規上場案件である(株)QDレーザのIPOで共同主幹事のSBI証券から今年初の補欠当選をしました。新年第一弾は公募割れなしと言うジンクスががあります。補欠とは言えある意味幸先がいい?のかもしれません。QDレーザの紹介と購入判断、今後の展開について説明したいと思います。
出典:QDレーザHP
初めに今年のIPOについて
前回の記事で昨年のIPOについて振り返りをしましたが、新規上場はコロナショックだったにもかかわらず2007年以来で最も多い93社でした。ここ5年間の平均が88.4社なので5社ほど多めです。昨年は東証の市場再編をにらんだ影響でマザーズへの駆け込が多かったので、今年はその分だけ減少するのではないかという予想もあります。
しかし出だしは好調で昨年の2月の新規上場は3社でしたが、今年はすでに7社が予定しています。新規上場が予想される企業も多く、今年も昨年以上の件数を期待しています。
(株)QDレーザの検証
QDレーザは2月5日に東証マザースに上場します。
QDレーザはレーザー光部品の開発会社で生産は外部に委託しています。2006年に富士通の研究所から独立して設立されました。最近はレーザ光で映像を網膜に投映する眼鏡型端末も手掛けており、視覚障碍者の“⾒えづらい”を“⾒える”に変えるプロジェクト「With My Eyes」を立ち上げました。
主力のレーザデバイス事業では、光通信・シリコンフォトニクスなどの用途向けにレーザ技術を用いた製品を提供しています。量子ドットの結晶成長では他社にない独自のノウハウを持っており、量産に成功した「量子ドットレーザ」は、シリコンフォトニクスなどの分野で今後の展開が期待されています。
公開スケジュール
ブックビルディング期間や購入申込期間は証券会社によって多少異なりますが、公開スケジュールは下記の通りです。
- 仮条件提示:1月20日
- ブックビルディング期間:1月21日~27日
- 売出価格決定:1月28日
- 購入申込期間:1月29日~2月3日
- 上場日:2月5日
SmashKfはSBI証券で補欠当選したので、2月2日の12時までに購入か辞退の意思決定をしなくてはなりません。
価格情報と予想PER
仮条件は想定売出価格と比較して強気の設定となりました。公募価格も仮条件の上限で決定しました。
- 想定売出価格:230~320円
- 仮条件:300~340円
- 公募価格:340円(予想PER:赤字の為算出不可)
業績推移
同社を取り巻くレーザデバイス事業の市場環境は比較的堅調に推移しています。
2021 年3月期は売上高が前期比28.7%減の9.7億円、経常損失が7.3億円(前期は12.2億円)と増収・赤字縮小の見通しとなっています。赤字額は縮小となっていますが事業立ち上げ途上のために開発を中心に固定費負担が依然として大きな状況です。
売上(単位:百万円)伸び率
- 2019年3月期 960
- 2020年3月期 756(-21.3%)
- 2021年3月期 974( 28.7%)予
経常利益(単位:百万円)伸び率
- 2019年3月期 ▲ 996
- 2020年3月期 ▲1,225
- 2021年3月期 ▲ 739 予
QDレーザの初値予想
- 6段階評価で上から4番目の『可』ですが、公募割れリスクは低く、初値の売却で2万円強前後の利益が得られると予想
独自性や技術力も評価され、新年第一弾のご祝儀相場も加味すると公募割れのリスクは低いと予想します。
しかしながら業績もいまだ赤字なので警戒する傾向もあります。公開規模は53億円と中規模となり軽量感には乏しく、公募価格の1.5倍で売却可能なベンチャーキャピタル保有株も300万株程度あるので大きく化けることはないと予想します。但し国内外同時募集で公開株の43%が海外投資家に廻ります。
いずれにせよ低位株なので多くは稼げませんが、万が一公募割れの場合も損失も非常に少ないと言えます。
今後の4つのシナリオ
今回、公募割れリスクは低いと予想していたので、共同主幹事のSMBC日興証券とSBI証券から当選狙いで参戦しました。その結果、またまた見事?SBI証券で200株補欠当選しました。
以下、今後想定される4つのシナリオです。
- 補欠当選株購入 当選 初値売却で利益
- 補欠当選株購入 当選 初値売却で損失
- 補欠当選株購入 落選 IPOチャレンジポイント獲得
- 補欠当選辞退 損得一切なし
1~3は購入意思表示、4は辞退になります。良い結果に順番を付けると1、3、4、2になります。
2だけは絶対に避けたいところですが、普通に考えれば今回は初値の公募価格割れリスクは低いので1が妥当と思われます。
ハワイの旅費の足しになる?の結論
今回は迷わず補欠当選株購入ボタンをポチっとしました。
出典:SBI証券HP
幸先よく今年の一号案件でそろそろハワイ旅行の旅費の足しにしたい気持ちでいっぱいです。但しQDレーザは公募割れのリスクが少ないなので、購入辞退は失念以外稀と思われます。
しかしながらIPOの良いところはローリスクであることです。抽選に当たれば、儲かる可能性が極めて高く、外れても一切費用は発生しません。今年も多少の手間は惜しまず、ハワイ目指して根気よく続けます。
今年こそハワイ旅行の費用を何とかしたいね
さすがに去年は運が悪かった気がするよ。今年は何とかなるんじゃないかな?
Mahalo !
IPOは元本が保証されない株式投資です。
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