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JALカードツアープレミアムでマイルを貯めてハワイに行こう!

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こんにちは SmashKf です。

 

毎年、SmashKfはマイルを貯めて家族でハワイ旅行をしています。それが楽しみで仕事をしていると言っても過言ではありません。昨年までは※正統派マイラーとしてマイルを貯めていました。

 ※正統派マイラーとはフライトマイル中心にショッピングマイルも併用するマイラーと個人的に定義

SmashKfは飛行機に乗る機会が多い方なので、正統派マイラーとして割とマイルを貯めることが出来ました。その際には今回紹介するJALカードツアープレミアムを活用しています。

JALカードツアープレミアムを利用して、なるべく安くそして多くのマイルを貯める方法について書いてみたいと思います。

ハワイのハナウマ湾

 

 

JALマイルの算出方法 

JALカードツアープレミアムを説明する前にJALマイルの算出方法について説明します。この仕組みが分からないと、JALカードツアープレミアムについて理解出来ないからです。

 

飛行機の搭乗で獲得できるマイルは

 マイル=フライトマイル+ボーナスマイル

で算出します。最初にフライトマイル、ボーナスマイルについてそれぞれ説明します。

フライトマイルについて

区間マイル×積算率のことをフライトマイルと言います。簡単に言うと、フライトマイルは区間距離だけではなく、搭乗券の種類によって乗算されます。区間マイルは各搭乗区間ごとの区間距離を基準にマイルで表します。

例えば

  • 羽田~那覇 984マイル
  • 成田~ホノルル 3831マイル

になります。

積算率は国内線の場合では運賃の種類とシートの種類によって決まります。

例えば

  • 各種普通運賃、往復割引、障がい者割引etc. 100%
  • 各種特便割引、各種先得割引、当日シニア割引etc. 75%
  • 個人包括旅行割引運賃 50%

になります。加えてマイル積算対象運賃の利用で

  • ファーストクラス利用の場合 50%
  • クラスJ利用の場合 10%

がそれぞれ加算されます。

  

国際線の場合の積算率は予約クラスによって決まります。

  • ファーストクラス 150%
  • ビジネスクラス 70、125%
  • プレミアムエコノミークラス 70、100%
  • エコノミークラス 30、50、70、100%

になります。幅があるのはクラスごとに搭乗券の種類が複数あるからです。一般的には料金が高い航空券ほど、積算率が高くなります。

対象運賃などもっと詳しく知りたい方は JALのホームページ で確認してください。

 

ボーナスマイルについて

上級会員、JGC会員、JALカード会員は搭乗ごとにボーナスマイルが獲得出来ます。

ボーナスマイルフライトマイル×積算率で決まります。

積算率は

  • ダイヤモンド会員 130%
  • プレミア、サファイア会員 105%
  • クリスタル会員 55%
  • JGC会員 35%
  • JALカードCLUB-A会員以上 25%※
  • JALカード普通会員 10%※  

となります。※EST会員は5%加算されます。

 

マイルのシミュレーション 

では実際にどれくらいのマイルがフライトで貯まるかシミュレーションしてみます。

最初に羽田~那覇の往復で比較してみます。マイルが区間マイルだけで決まらないことがよく分かります。

下の比較では最高で6790マイル、最低の場合1476マイルと5314マイルの差があります。個人包括旅行割引運賃だと積算率が50%なので、更に差が広がります。

サファイヤ会員以上の上級会員になるとボーナスマイルがフライトマイル以上に貯まることが分かります。よく「お金はあるところに集まる」と言われますが、マイルは「上級会員に集まる」ように出来ています。  

  • 往復割引でファーストクラスを利用

羽田~那覇ファーストクラスでシミュレーションした表

  •  先得割引で普通席を利用

羽田~那覇普通席でシミュレーションした表

羽田~那覇便はファーストクラスの利用がお勧めです。羽田~伊丹便はあっという間に到着してしまいますが、羽田~那覇便は国内線のなのに飛行時間も長いので寛げるのでお得です。

ファーストクラスの料金は7000円で、羽田~伊丹便と同額です。ファーストクラスラウンジも利用できるし、機内での食事などサービスも充実しています。

マイルもフライトマイルが50%加算された上に、そのフライトマイルを基準にボーナスマイルが加算されるので2重にお得です。例えばサファイヤ会員の場合は下の表では6052マイルですが、普通席だと4034マイルなので2018マイルも多く貯められます。

国際線のファーストクラスはなかなか手が出ませんが、追加料金が片道7000円なら庶民でも手が届きます。


次に成田~ホノルルの往復で比較してみます。やはり国際線も下の比較によると、最高22030マイルから最低3832マイルと大きな差があります。

サファイヤ会員以上なら2名のビジネスクラス利用で、エコノミークラスですがハワイ便1名分のマイルが獲得できます。反対にエコノミークラスだと羽田~那覇便のファーストクラス利用とそれ程変わりません。

  • ビジネスクラス積算率125%利用

成田~ホノルルをビジネスクラスでシミュレーションした表

  •  エコノミークラス積算率50%利用

成田~ホノルルをエコノミークラスでシミュレーションした表
 

ちょっと前置きが長くなりましたが、これを理解しておかないと次に進めません。

実は先得割引や割引運賃のエコノミークラスで減ったフライトマイルを取り戻すことが出来るんです。それがJALカードツアープレミアムです。

 

JALカードツアープレミアムとは

JALカードツアープレミアムとはJALカードの有料オプションのひとつで、JALカードの付帯サービスです。カードの年会費に別途2,200円(税込)を加えて登録すると、ツアープレミアムボーナスマイルが加算されます。

通常マイルは

 マイル=フライトマイル+ボーナスマイル

ですが、フライトマイル積算率の運賃部分が100%未満の場合、運賃部分100%までツアープレミアムボーナスとして加算され、

 マイル=フライトマイル+ツアープレミアムボーナスマイル+ボーナスマイル

となります。

※但し、通常のボーナスマイルには影響しません。(ボーナスマイル=フライトマイル×積算率)

ツアープレミアム対象運賃

対象の割引運賃は下記の通りです。対象ではない割引運賃があるので注意が必要です。

【JALグループ国内線】

対象割引運賃 還元率
先得割引、スーパー先得、ウルトラ先得 25%
乗継割引28 25%
ダイナミックパッケージ 50%
 パッケージツアーの個人包括旅行割引運賃※  50%

※JALのマイルがたまると表記されたツアーが対象です。

【JALグループ国際線】

対象割引運賃 還元率
ビジネスクラス(予約クラス:I) 30%
プレミアムエコノミークラス(予約クラス:E) 30%
エコノミークラス(予約クラス:H/K/M) 30%
エコノミークラス(予約クラス:L/V/S※) 50%

※予約クラス:L/V/Sおよびパッケージツアーをご利用の場合

尚、還元率という表現は公式には使われていないと思います。区間マイルが100%まで戻るという意味合いで使っています。

 

JALカードツアープレミアムの検証

それではツアープレミアムのボーナスマイルを検証してみます。

初めと同じように【羽田~那覇】で検証してみます。

ツアープレミアムボーナスマイルは区間マイルに対する還元なので、会員のステータスによるマイルの差はありません。

先得割引の場合で往復で492マイル、パッケージツアーに適用される個人包括旅行運賃の場合は何と往復で984マイルも多く獲得出来ることが分かります。

  • JGC会員が先得割引で普通席を利用  

羽田~那覇普通席でシミュレーションした表ツアープレミアム版

  • JGC会員がパッケージツアーに適用される個人包括旅行運賃で普通席を利用

羽田~那覇普通席でシミュレーションした表ツアープレミアム版羽田2

 

次に【成田~ホノルル】で検証してみます。

往復で3832マイル多く獲得出来ます。一般的に1マイルの価値は最低でも1円以上あると言われています。

日本からのホノルル便を1回でもエコノミークラスの割引料金で利用するならばJALカードツアープレミアムに登録した方がお得です。

  • JGC会員がエコノミークラス積算率50%を利用

成田~ホノルルエコノミークラスでシミュレーションした表ツアープレミアム版

 

もっと遠距離の【成田~ニューヨーク】でも検証してみます。

往復で6722マイルも多く獲得出来ます。これはこの特典を利用しない手はありません。

  • JGC会員がエコノミークラス積算率50%を利用

成田~NYエコノミークラスでシミュレーションした表ツアープレミアム版 

以上の検証結果から、区間マイルが大きい=遠いところ、積算率が低い料金=安いチケットほどJALカードツアープレミアムの効果が大きいことが分かります。

 

JALカードツアープレミアムは登録すべきか?

ハワイに行けるかどうかは別として

  1. 飛行機を利用する機会が多い
  2. 海外など長距離を利用する
  3. 割引運賃を利用する

にひとつでも該当すればJALカードツアープレミアムの登録を検討すべきです。

損益分岐点

それでは損益の分岐点はどれくらいでしょうか。

1マイルの価値が1円だとすると、2200マイル獲得できれば元が取れます。上の例だと、ホノルル往復で元がとれて1632マイルのおつりがあります。沖縄便だと2.5往復(個人包括旅行運賃の場合)で元が取れることになります。

ただ、実際には1マイルの価値は特典航空券に換算した場合もっとあります。

仮にホノルル便エコノミーの航空運賃が100,000円だとすると特典航空券は40,000マイルで交換可能なので、1マイルの価値は2.5円になります。この場合は沖縄便(個人包括旅行運賃の場合)でも1往復で元が取れることになります。

以上の結果、特典航空券で使うことを前提に考えた場合は、様々な条件があり一概には言えませんが、損益分岐点はかなり低いことが分かります。

損益分岐点の大体の目安は、年間でツアープレミアムボーナス1000マイル獲得と言えるのではないでしょうか。

 

まとめ -JALカードツアープレミアムでハワイに行けるか?-

それではツアープレミアムに登録することにより、どの程度メリットがあるのか?言い換えれば、どの程度ハワイに行きやすくなるか?について検証してみます。

上の例 【成田~ホノルル】JGC会員がエコノミークラス積算率50%の場合、往復で9004マイル獲得しています。その際、航空券もしくはパッケージツアー代金をJALカードで支払い、1000マイル以上のショッピングマイルを獲得したと仮定します。

そうするとハワイ便の特典航空券は40000マイルなので、4往復でハワイに行けることになります。例えば家族4人でハワイ旅行をすれば、次回は1人分の航空券は無料になります。(※家族全員がJGC会員であるなどの多少の無理があります。)

このケースでメリットを検証してみます。

1往復あたりツアープレミアムボーナスは3830マイル獲得しているので、4往復では15320マイルになります。

この15320マイルは

  • 羽田~伊丹 40搭乗分(片道378マイル JGC会員 普通運賃)
  • 羽田~那覇 12搭乗分(片道1328マイル JGC会員 普通運賃)

もしくは

  • お買い物1,532,000円分(ショッピングマイル 100円=1マイル)

に相当します。かなりハワイに近づくと思いませんか?ツアープレミアムに登録するかしないかで大きな差があります。

最後に100%確実なことを2点

  • JALカードNAVI会員は登録料無料なので、登録しても一切損はありません。
  • 言わずもがなですが、割引航空券を使用しない人は登録しても無意味です。

結論:フライトマイルでマイルを貯める人は登録すべきJALカード会員のオプションと言えます。

JALマイラーは割引料金で海外旅行に行く前に、必ずJALカードツアープレミアムに登録してください。

 

Mahalo !