こんにちは SmashKf です。【2月3日に4章を追記】
IPO(新規株式公開)の売却益でハワイ旅行の旅費にする作戦を展開しています。作戦名は「IPOでハワイに行こう作戦」です。
いよいよ2月3日よりRecovery International(株)を皮切りに今年のIPOも始まります。幸先良いのか悪いのか、あまり補欠にも引っ掛かったことがない岡三オンライン証券で今年初の補欠当選をしたので、企業紹介と初値による売却益を検証したいと思います。
昨年12月のIPOは、ぱっとしませんでした。市場は何となくそれを引きずっているように感じます。
例年、新年1号案件は公募割れしない、というジンクスがあるようですが、今年ばかりは?と言う雰囲気も漂っているようです。
そういう意味も含めて幸先良いのか、悪いのか確り検証してみたいと思います。
出典:岡三オンライン証券公式HP
いよいよ今年のIPOが始まるね!
今年は良い年になって欲しいと切に願います!
出典:Recovery International公式HP
始めに今年の実績
今回は今年最初なので昨年の最終実績です。
125戦 5勝3敗117分(個人の銘柄別損益からみた勝敗)
損益 419,000円(手数料、税金は考慮していません)
当選 9回(その内繰上当選1回)
補欠当選 30回(その内辞退 7回)
Recovery International(株)の企業紹介と投資判断
- 投資判断『可』(6段階評価で上から4番目)
- 公募割れリスク『低~中』
- 初値売却益(100株)『0~5万円前後』と予想
Recovery Internationalは2月3日に東証マザーズに上場予定です。主幹事は岡三証券です。
事業内容は在宅療養生活を支える看護師等による訪問看護サービス事業となっています。
- 代表者 :代表取締役社長 大河原 峻(看護師)
- 所在地 :東京都新宿区西新宿 6-16-12 第一丸善ビル6F
- 設立 :平成25年11月1日
- 資本金 :1 億円(令和3 年12 月28 日現在)
- 従業員数:154 人(令和3 年11 月30 日現在)
ミッションは下記の通りです。
もう一人のあたたかい家族
どんな時でも家族は常に傍にいる、そんな家族のような存在になって歩んでいく
在宅生活の安心を届ける
「24時間365日」対応できる体制となり、誰が対応しても「安心」を伝えられる
地域社会へ貢献
画一的なサービスの提供をすることで在宅死、健康寿命の延伸を図っていく引用: 同社公式HP
と掲げていて、もう一人のあたたかい家族として在宅生活の安心を届け地域社会へ貢献することを目指しています。
同社は、病気や障がいを持った人が、住み慣れた地域でその人らしく療養生活を送れるように看護師等が医師の指示の元、生活の場へ訪問し支援する訪問看護のサービスを展開しています。
同社の訪問看護サービスの主な特長は下記の3点です。
出典:目論見書
【看護師等の地域連携活動による利用者獲得】
同社は、医療機関のみならず地域の住民をはじめとした居宅介護支援事業所、医療機関、施設サービス事業所等へ訪問・面談し、医療専門職である看護師等が連携を密に行うことを重視しています。病院等特定の系列に属さない独立型であるため、柔軟な連携ができることが強みです。
【IT化推進による新たな訪問看護モデル】
・効率性を重視した訪問エリアの設定による訪問看護モデルの確立
・IT 化推進による事務作業の効率化
・クラウド管理による経営指標の共有化
・ IT ツールを使用したコミュニケーション力の強化
【未経験者を積極採用し早期育成】
同社に入社する看護師等は、9 割以上が訪問看護未経験者となっています。未経験者であっても入社後 3 カ月で 1 人で訪問看護ができるレベルまで引き上げる育成プログラムを整備し、看護師等の早期戦力化を図っています。
公開スケジュール
公開スケジュールは証券会社によって一部異なる場合もありますが、ブックビルディング期間や購入申込期間は下記の通りです。
- 仮条件提示:1月14日
- ブックビルディング期間:1月18日~24日
- 売出価格決定:1月25日
- 購入申込期間:1月26日~31日
- 上場日:2月3日
SmashKfは岡三オンライン証券で補欠当選したので、1月28日の15時までに購入か辞退の意思表示をしなくてはなりません。
価格情報と予想PER
仮条件は想定売出価格を上限とするやや弱気な下方に長めの設定、公募価格は仮条件の上限で決まりました。予想PERは43.0倍で類似企業と比較してかなり高めの水準と言えます。
- 想定売出価格:3060円
- 仮条件:2480~3060円
- 公募価格:3060(予想PER:43.0倍)
株数などの情報
- 発行済株式数(上場時):138万6000株(予定)
- 公開株式数:公募7万株、売出47万7500株(OA8万2100株)
- 公開規模:19.3億円
- オファリングレシオ:45.4%
海外での販売はありません。
業績推移
2021年12月期の業績は、売上が11.2億円で前年比46.5%増、経常利益が1.4億円で前年比617.6%増の増収増益の予測となっています。
同社が属する医療業界における訪問看護マーケットは、比較的安定した推移を見せています。
厚生労働省が公表した「2040年を見据えた社会保障の将来見通し(議論の素材)」によれば、2040年の在宅医療市場は28兆円、在宅介護市場は8.2兆円となる見通しであり、両者の合計は36.2兆円となります。
上記見通しに加え、医療・介護両保険における訪問看護療養費及び訪問看護費が増加傾向であることを踏まえると、訪問看護市場についても継続的に拡大していくものと考えられます。
売上(単位:百万円)伸び率
- 2019年12月期 699( 12.5%)
- 2020年12月期 766( 9.6%)
- 2021年12月期 1123( 46.5%)予
経常利益(単位:百万円)伸び率
- 2019年12月期 20( 2.9%)
- 2020年12月期 20( -0.1%)
- 2021年12月期 148(617.6%)予
Recovery Internationalの初値予想コメント
公開規模19.3億円でそれほど荷もたれ感はありません。
しかし予想PERは高めで、売出し比率も高いので初値は厳しそうな予感もします。
当初はそうは言っても新年1号案件と言うこともあり、楽観視していましたが、仮条件提示ぐらいから暗雲が立ち込めてきました。
ハワイ旅行の旅費の足しになる?
本案件のブックビルディングは、気持ち的に80%当選狙いのスタンスで、野村證券、SBI証券、松井証券、岡三オンライン証券の4社の証券会社から参加しました。
その結果、委託幹事の岡三オンライン証券で補欠当選となりました。
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本件は新年1号案件と言うこともあり、当初80%当選狙いでしたが、市場状況を鑑みるとだんだんと気持ちが萎えてきました。公募価格割れの可能性もそこそこ高い思われます。
こんなことならすぱっと落選の方が良かったとも思われます。新年1発目からマイナススタートは避けたいところですが、そうは言っても簡単に繰り上がるとも思えないので、取り敢えず購入の意思表示をしてみます。
Recovery InternationalのIPOまとめ【2/3追記】
Recovery Internationalは予定通り2月3日に東証マザーズに上場しました。初値は2640円となりました。公募価格割れはある程度予想の範囲内ではありましたが、ここまで安値になるとは思いませんでした。
例年、新年1号案件は公募割れしない、というジンクスがあるようですが、今年ばかりは?が的中した格好になってしまいました。
PERの割高感に加え、年明けから続いている新興株の不調の影響をもろに受けた感じです。
上述のとおり、SmashKfは岡三オンライン証券で補欠当選していましたが、予想通り繰上当選しなかったので、損失は出ていません。
- 公募価格 :3060円
- 初値 :2640円
- 終値 :2472円
- 初値売却益 :▲42000円(100株、利益率-13.7%)
- 公開規模 :19.3億円
- 初値買資金 :5.4億円
- 出来高/公開株:306.5%
売り気配からのスタートとなり、9時26分に全株一致となっています。初値形成後は一時2841円まで上昇しましたが、本日の安値の2472円で取引終了となりました。
本日は在宅勤務だったので、取引開始直前のフル板を横目に見ていましたが、合致点が1000円を割る価格になっていました。一体どういう事になるのだろうと心配していましたが、大事には至らなかったので少し安心しました。
明日はセイファートの上場があるので注視したいと思います。
今年のIPOは波乱のスタートになったね。
セイファートは当選したので明日が心配です!
Mahalo !
IPOは元本が保証されない株式投資です。
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