こんにちは SmashKf です。
「IPOでハワイに行こう作戦」を展開中です。IPO(新規株式公開)の売却益でハワイ旅行の旅費の足しにする作戦です。旅費の足しと言っていますが、昨今の状況を見ていると足しどころではなく、場合によっては旅費全額が賄えるくらいの盛況ぶりです。
例えば直近10月16日に上場したアースインフィニティは公募価格1,970円に対して初値は10,410円で、最低申込単位の100株の場合で利益は844,000円、9月29日に上場したヘッドウォータースに至っては公募価格2,400円に対して初値は28,560円で、売却益は2,616,000円にもなります。このような状況なので、IPO人気はとどまるところを知らず、当選倍率はあがる一方なのではないかと想像します。
このような状況ではありますが、「IPOでハワイに行こう作戦」において大和証券とSMBC日興証券は作戦遂行上重要な位置を占めています。IPOの抽選は配分数の多い主幹事から狙うのが常道ですが、両証券会社ともに主幹事を担うことが多いです。今回のRettyは両社による共同主幹事なので、密かに今年初の当選を期待していましたが、結果はまた先延ばしとなりました。
今回、大和証券で補欠ではありますが、Retty(株)に今年9回目の補欠当選したので、初値の予想と今後の作戦について説明したいと思います。(補欠当選は当選者が辞退した場合に繰り上げ当選する可能性があります。)
「IPOでハワイに行こう作戦」補欠当選ばかりだね
なかなか結果が出ないけど、ハワイ目指して頑張るよ!
出典:Rettyホームページ
始めに今年の成績
今年のIPOの成績は下記の通りです。
61戦 全敗
補欠当選 8回
その内
購入の意思表示 3回 全て初値が公募価格を上回る(繰上当選なし)
辞退の意思表示 5回 全て初値が公募価格を下回る
以上のようになかなか当選しません。人気のない案件(初値が公募価格を下回る可能性が高い案件)に限って補欠当選するので、結果的に辞退率が高くなっています。しかし過去の記事でも何回も言っている通り、IPOの良いところはローリスクであることです。抽選に当たれば、儲かる可能性が極めて高く、外れても一切費用は発生しません。
それなので多少の手間は惜しまず、ハワイ目指して根気よく続けて行こうと思っています。
Retty(株)の検証
Rettyは10月30日に東証マザースに上場します。
Rettyは、「食を通じて世界中の人々をHappy に。」をビジョンに掲げています。各ユーザーの好みに合わせて飲食店情報を提供するよう、ユーザーの実名によるグルメプラットフォーム「Retty」を運営しています。「Retty」を通じたオンラインでの販促を提供することで、飲食店から毎月定額のサービス利用料収入を得るサブスクリプションが中心となっています。
公開スケジュール
ブックビルディング期間や購入申込期間は証券会社によって多少異なりますが、公開スケジュールは下記の通りです。
- 仮条件提示:10月13日
- ブックビルディング期間:10月15日~21日
- 売出価格決定:10月22日
- 購入申込期間:10月23日~28日
- 上場日:10月30日
SmashKfは大和証券で補欠当選したので、10月27日の9時までに購入か辞退の意思決定をしなくてはなりません。
価格情報と予想PER
- 想定売出価格:1150円
- 仮条件:1150~1180円
- 公募価格:1180円
【参考】類似会社のPER カカクコム:42.1倍、ぐるなび:44.5倍
業績推移
2020 年 9 月期は、売上高が前年比2.4%減の22.1 億円、経常利益が2.8億円の赤字の見込みとなっています。
同社の事業環境は消費増税直後において一時的な需要の落ち込みを見せたものの、その後は徐々に回復傾向にあり、堅調に推移していました。しかし、2019 年末頃のCOVID-19 発生後の緊急事態宣言の発令により飲食業界全体が大きな打撃を被りました。緊急事態宣言が解除されて以降、一定の回復の兆しは見せているものの依然として先行きは不透明な状態にあります。
売上(単位:百万円)伸び率
- 2018年9月期 1,690
- 2019年9月期 2,268(34.2%)
- 2020年9月期 2,213(-2.4%)予
経常利益(単位:百万円)伸び率
- 2018年9月期 ▲221
- 2019年9月期 99(-)
- 2020年9月期 ▲282(-)予
Rettyの初値予想
投資ファンドによる売出案件であること、公開規模も仮条件上限で 65.4 億円と東証マザース案件としては大きいことから不安視する見方もありそうです。
しかしインターネット関連企業のマザーズIPO でもあり、グルメ系サイトとしての知名度も高いことから、個人投資家の関心は高いようです。
上述の通り2020 年 9 月期の業績はCOVID-19 の影響で減収・赤字の見込みですが「Go To イート」の追い風もあり、2021 年 9 月期の業績反発に期待する向きもあります。
また10/13 東証マザーズ上場の日通システム(公開規模 86.3 億円)も弱気な予想もありましたが堅調な初値(公募価格3,000円、初値5,500円)を付けたことも好材料になりそうです。
これらを総合的に判断すると、公募割れの可能性は低く、初値は公募価格の2倍程度も見込めそうです。
ハワイに近づくか?の結論
今回は公募価格割れの可能性は低いので、既に購入申込をしました。
出典:大和証券HP
と言うことなので今回はハワイに近づくかもしれません。
但しRettyは比較的人気の銘柄なので、購入辞退をする方は稀だと思われます。繰上当選を過度に期待しないように期待したいと思います。
もしかしたらハワイに近づくかな?
う~ん、何とも言えないけど期待しない方が良いと思うよ
Mahalo !
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