ハワイ旅行 SmashKf  のつらつらブログ

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IPOでファンペップを購入するとハワイ旅行の旅費の足しになる?

こんにちは SmashKf です。

 

「IPOでハワイに行こう作戦」を展開しています。IPOで売却益を得てハワイ旅行の旅費の足しにする作戦です。今年の初めからネット証券でIPOに10年ぶりに再参戦しています。

今回、(株)ファンペップのIPOで主幹事のSBI証券で今年19回目の補欠当選しました。しかしながらファンペップは、投資判断が難しそうな案件です。購入判断と今後の展開について説明したいと思います。

ところで12月のIPOラッシュの抽選も、後期抽選型の楽天証券などとオンデックの大和証券の抽選結果が残っているぐらいでほぼ終了しました。この記事を書いている時点でSmashKfの今年の成績は全滅が濃厚になりました。12月はプレイド、ココペリに引き続き、ちょっと忙しくて記事が書けなかったのですが、Kaizen Platformとウェルスナビも複数の補欠当選をもらいましたが、いずれも繰り上がりませんでした。Kaizen Platformとウェルスナビは抽選配分数も多いので、今年初の当選と100%思い込んでいましたがダメでした。むしろ当選後の事を心配をしていたぐらいでしたが、全く無用でした。今年のIPOの振り返りについては、後日、別記事を立てたいと思います。

ファンペップのイメージ画像
出典:ファンペップのHP

始めに今年の実績

今年のIPO実績は下記の通りです。

92戦 全敗

補欠当選 18回

 その内

購入の意思表示 13回 上場前以外すべて初値が公募価格を上回る(繰上当選なし)   

辞退の意思表示 5回 全て初値が公募価格を下回る

以上のように当選も補欠当選からの繰り上げもありません。

補欠当選の位置づけも微妙です。これだけ繰上が発生しないのであればデメリットばかりを感じてしまいます。特に今月のようにIPOラッシュの状況だと資金が不足する可能性があるので、作戦的に辞退した方が有利な場合もあります。

個人的な願望として、SBI証券のIPOチャレンジポイントで補欠当選時に繰り上がらなかった時はポイントを優遇してくれるなどのメリットがあれば良いな、なんて思ったりもしています。それでも年間を通して補欠当選すらなければ、精神的にはもっとつらいのかもしれません…。

(株)ファンペップの検証

ファンペップは12月25日に東証マザースに上場します。昨年の12 月に上場を予定していましたが、延期し今回再チャレンジとなっています。

ファンペップは、大阪大学との共同研究で培ったノウハウを基に、ペプチドの機能に着目し、医薬品、化粧品、医療機器等の事業分野で研究開発、製品開発を行っています。

開発した製品は、難病や希少疾病の治療薬だけではなく、高額化する医療費の削減を解決し、最終受益者の患者からも支援される社会的に意義の高いものとなっています。

ビジネスモデルは、大学との研究成果の中で実用性の高いプロダクトについて、医薬品、化粧品及び医療機器として開発し、製薬企業等とのパートナリングにより、ライセンス契約料、ロイヤリティ収入を獲得することで事業を発展させるというものです。

また、ファンペップは、新型コロナワクチン研究においてAI分野で共同研究しているフューチャーから、新型ウイルスワクチンのエピトープ予測データセットとソースコードが無償公開されたことも記しておきます。

公開スケジュール 

ブックビルディング期間や購入申込期間は証券会社によって多少異なりますが、公開スケジュールは下記の通りです。

  • 仮条件提示:12月8日
  • ブックビルディング期間:12月10日~16日
  • 売出価格決定:12月17日  
  • 購入申込期間:12月18日~23日
  • 上場日:12月25日

SmashKfはSBI証券で補欠当選したので、12月22日の12時までに購入か辞退の意思決定をしなくてはなりません。

価格情報と予想PER

  • 想定売出価格:730~910円
  • 仮条件:650~730円
  • 公募価格:650円(予想PER:赤字の為算出不可)

業績推移

業績面は、2020 年12 月期は事業収益が前期比99.0%減の0.03億円、経常損失が5.5
億円(前期は2.3 億円)と減収・赤字拡大の見通しとなっています。

 

売上(単位:百万円)伸び率

  • 2018年12月期 355
  • 2019年12月期 301(-15.3%)
  • 2020年12月期   3(-99.0%)予

経常利益(単位:百万円)伸び率

  • 2018年12月期 ▲  8
  • 2019年12月期 ▲232
  • 2020年12月期 ▲557 予

ファンペップの初値予想

 
個人的投資判断
  • 6段階評価で上から5番目の『不可』で、公募割れリスクは高く、初値の売却で▲3万~3万程度の利益が得られると予想

 

公開規模は20.5億円とバイオベンチャーの IPO としては比較的小さく、650円という値ごろ感もあり一定の関心は集めているようです。

しかしながら仮条件は 650円~730 円で、想定売出価格の 730円~910円の下限以下になったことで警戒感が強まった上に、公募価格も仮条件の最下限で決定したことで一段と微妙な感じになってきました。それに加えて研究開発で赤字先行するバイオベンチャーの評価の難しさも改めて浮き彫りになりそうです。

今後の4つのシナリオ

今回は公募割れリスクが大きいと予想していたので、IPOチャレンジポイント狙いでSBI証券のみから100株で参戦しました。その結果、見事?SBI証券で補欠当選しました。

IPOのイメージ写真

以下、今後想定される4つのシナリオです。

  1. 補欠当選株購入 当選 初値売却で利益
  2. 補欠当選株購入 当選 初値売却で損失
  3. 補欠当選株購入 落選 IPOチャレンジポイント獲得
  4. 補欠当選辞退  損得一切なし

1~3は購入意思表示、4は辞退になります。良い結果に順番を付けると1、3、4、2になります。

2だけは絶対に避けたいところですが、普通に考えれば今回は辞退が妥当と思われます。

ハワイの旅費の足しになる?の結論

今回は最終判断を先延ばしします。

ファンペップの補欠当選画面

出典:SBI証券HP 

と言うことでもう少し分析したうえで、最終判断は12月22日の正午までに出そうと思います。

本来であれば公募割れのリスクが高いので辞退すべき案件ですが、これぐらいの状況だと繰り上げ当選するのか試してみたい気持ちがあります。

IPOの良いところはローリスクであることです。初値の公募価格割れはある程度の予測が出来ます。しかし今回はあえてちょっとリスクを冒すかもしれません。

  

とうとう今年は1回も当選なしになりそうだね?

まだ分からないけど、ここまで狭き門とは思わなかったよ!

 

Mahalo !

 IPOは元本が保証されない株式投資です。

【免責事項】
・当ブログの内容は正確性を保証するものではありません。
・当ブログの内容で損失を被った場合、SmashKfは一切の責任を負いません。
・最終的な投資判断は、自己責任でお願い致します。 

IPOでココペリを購入するとハワイ旅行の旅費の足しになる?

こんにちは SmashKf です。

 

年初からネット証券でIPOに10年ぶりに再参戦して「IPOでハワイに行こう作戦」を展開中です。「IPOでハワイに行こう作戦」はIPOの売却益でハワイ旅行の旅費の足しにする作戦です。

今回、(株)ココペリのIPOで主幹事の大和証券ではなく幹事のマネックス証券で、今年13回目の補欠当選したので、購入判断と今後の展開について説明したいと思います。(補欠当選は当選者が辞退した場合に繰り上がる可能性があります。)

IPOの市場はここに来て一時の勢いが若干鈍った感はありますが、まだまだ好調さを持続しています。コロナの影響でいつになったら普通に渡ハ出来るか分かりませんが、好調なうちに旅費を貯めたいものです。

そんな中、12月はIPOラッシュの様相を呈しています。申し込みの資金も分散されるし、抽選配分が多い案件もあるようなので複数当選の予感がします。ただ、投資判断が難しそうな案件も多そうです。

ココペリのイメージ画像

出典:ココペリHP

始めに今年の実績

今年の個人的なIPO実績は下記の通りです。

80戦 全敗

補欠当選 12回

 その内

購入の意思表示 7回 上場前以外すべて初値が公募価格を上回る(繰上当選なし)  

辞退の意思表示 5回 全て初値が公募価格を下回る

以上のようにいまだに当選も補欠当選からの繰り上げもありません。

補欠当選の位置づけも微妙です。当選者が辞退(失念)した場合に繰り上げ当選するメリットもありますが、その確率はかなり低そうです。反面、資金は拘束されるので、次の案件に資金を回せないというデメリットがあります。特に今月のようなIPOラッシュの状況だと資金が不足する可能性があるので、辞退した方が作戦的に有利な場合もあります。

(株)ココペリの検証

ココペリは12月18日に東証マザースに上場します。

ココペリは「中小企業にテクノロジーを届けよう」をビジョンに、テクノロジーの力によって中小企業のデジタルトランフォーメーションを実現し、日本経済の活性化に貢献することを掲げています。

具体的には、中小企業向けの経営支援プラットフォーム「Big Advance」を提供し、地域金融機関と連携し、各金融機関の取引先の中小企業に対して、課題解決や成長支援につながるソリューションを提供しています。

公開スケジュール 

公開スケジュールは証券会社によって多少異なりますが、ブックビルディング期間や購入申込期間は下記の通りです。

  • 仮条件提示:12月1日
  • ブックビルディング期間:12月3日~9日
  • 売出価格決定:12月10日  
  • 購入申込期間:12月11日~16日
  • 上場日:12月18日

SmashKfはマネックス証券で補欠当選したので、12月16日の11時までに購入か辞退の意思決定をしなくてはなりません。

価格情報と予想PER

  • 想定売出価格:1300円
  • 仮条件:1400~1600円
  • 公募価格:1600円(予想PER:150.5倍)

【参考】類似会社のPER ラクス:161.1倍、チームスピリット :276.6倍

業績推移

2021 年 3 月期は、売上高が8.8 億円(前期比114.7%増)経常損益が0.7億円(前期は0.2 億円の赤字)で黒字化する予定です。

また提供する経営支援プラットフォーム「Big Advance」は、コロナ禍において金融機関と取引先中小企業との対面機会が減少している中、チャットやオンラインでのビジネス提供が可能なことから、導入する金融機関並びにその顧客である中小企業会員も順調に増加しています。

売上(単位:百万円)伸び率

  • 2019年3月期 185(75.2%)
  • 2020年3月期 413(123.3%)
  • 2021年3月期 888(114.7%)予

経常利益(単位:百万円)伸び率

  • 2019年3月期 ▲ 98
  • 2020年3月期 ▲ 21
  • 2021年3月期   77 予

ココペリの初値予想

 
個人的投資判断
  • 6段階評価で上から3番目の『良』で、公募割れリスクは極めて低く、初値の売却で10万~20万程度の利益が得られると予想

 

IPOのイメージ写真

仮条件は 1400 円~1600 円で、想定売出価格の 1300 円を上回る強気な設定でした。公開規模は19.9 億円と軽量級とは言い難く、ベンチャーキャピタル保有数もやや多めなので需給面には不安視する向きもあります。

しかしながらIPO ラッシュに入っても成長が期待されるビジネス分野だけに、個人投資家の期待は高く、積極的な買いが入ると思われます。

ハワイ旅行の旅費の足しになる?の結論

今回は当選狙いで4社の証券会社からブックビルディングに参加しました。その結果、マネックス証券で補欠当選に至りました。

最終的に本件は公募価格割れリスクが極めて低いので、既に購入申込をしました。

マネックス証券の補欠当選画面
出典:マネックス証券HP 

と言うことなのでそろそろハワイ旅行の旅費にしたいです。

但しココペリは人気の銘柄なので、購入辞退は失念以外稀と思われます。繰上当選は期待せずに待ちます。

しかしながら繰り返し言っている通り、IPOの良いところはローリスクであることです。抽選に当たれば、儲かる可能性が極めて高く、外れても一切費用は発生しません。これからも多少の手間は惜しまず、ハワイ目指して根気よく続けます。

  

いっその事きれいさっぱり落選の方が良いんじゃない?

う~ん、そうかもしれないけど僅かの望みに賭けよう!

 

Mahalo !

 IPOは元本が保証されない株式投資です。

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・当ブログの内容で損失を被った場合、SmashKfは一切の責任を負いません。
・最終的な投資判断は、自己責任でお願い致します。 

IPOでプレイドを購入するとハワイ旅行の旅費の足しになる?

こんにちは SmashKf です。

 

今年からネット証券でIPOに再参戦して「IPOでハワイに行こう作戦」を展開しています。「IPOでハワイに行こう作戦」はIPOの売却益でハワイ旅行の旅費の足しにする作戦です。

今回、(株)プレイドのIPOで主幹事のみずほ証券ではなくSBI証券で、今年12回目の補欠当選したので、購入判断と今後の展開について説明したいと思います。(補欠当選は当選者が辞退した場合に繰り上がります。)

IPOの市場はここに来て一時の勢いが若干鈍った感はありますが、まだまだ好調さを持続しています。

そんな中、12月はIPOラッシュの様相を呈しています。抽選配分が多い案件もあるようなので複数当選の予感がします。ただ、投資判断が難しそうな案件も多そうです。

プレイドのHPのトップ画面

出典:プレイドHP

始めに今年の実績

今年のIPO実績は下記の通りです。

72戦 全敗

補欠当選 11回

 その内

購入の意思表示 6回 全て初値が公募価格を上回る(繰上当選なし)  

辞退の意思表示 5回 全て初値が公募価格を下回る

以上のようにいまだに当選も補欠当選からの繰り上げもありません。

人気のない案件(初値が公募価格を下回る可能性が高い案件)に限って補欠当選するので、結果的に辞退率が高くなっています。また補欠当選の位置づけも微妙なところがあります。当選者が辞退(失念)した場合に繰り上げ当選するメリットもありますが、その確率はかなり低そうです。反面、資金は拘束されるので、次の案件に資金を回せないというデメリットがあります。特に今月のようなIPOラッシュの状況だと資金が不足する可能性があるので、辞退した方が作戦的に有利な場合もあります。

(株)プレイドの検証

プレイドは12月17日に東証マザースに上場します。

プレイドは CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の開発・運営をしています。「KARTE」は、運営するウェブサイトやスマートフォンアプリに組み込むことにより、あらゆるサイトをリアルタイムに可視化し顧客体験をアップデートします。サイトに、今どんな人が来ていて何をしているか、訪問者をリアルタイムに可視化し、データによる顧客体験のアップデートを実現させます。データにより人の価値を最大化するのがミッションとして掲げられています。

公開スケジュール 

ブックビルディング期間や購入申込期間は証券会社によって多少異なりますが、公開スケジュールは下記の通りです。

  • 仮条件提示:11月30日
  • ブックビルディング期間:12月1日~4日
  • 売出価格決定:12月7日  
  • 購入申込期間:12月8日~11日
  • 上場日:12月17日

SmashKfはSBI証券で補欠当選したので、12月10日の12時までに購入か辞退の意思決定をしなくてはなりません。

価格情報と予想PER

  • 想定売出価格:1400円
  • 仮条件:1400~1600円
  • 公募価格:1600円(予想PER:赤字の為算出不可)

【参考】類似会社のPER ブレイン:144.4倍、シャノン :364.1倍

業績推移

業績面は、2021 年 9 月期は売上高が前期比30.0%増の52.1億円、経常損失が2.3 億円(前期は12.0 億円)と増収・赤字縮小の見通しとなっています。

デジタル・マーケティングは引き続き成長を続けていますが、その一方で、様々なマーケティングツールが導入されることにより、「顧客体験の分断」を生み出しています。

プレイドの「KARTE」は、「一人ひとりの顧客がわかる」機能を大幅に拡張してきており、様々な部署を顧客目線へと導くツールとして進化しており、同社サービスの利用対象ユーザーが拡大しています。

売上(単位:百万円)伸び率

  • 2019年9月期 2,937
  • 2020年9月期 4,007(36.4%)
  • 2021年9月期 5,211(30.0%)予

経常利益(単位:百万円)伸び率

  • 2019年9月期 ▲  678
  • 2020年9月期 ▲1,205
  • 2021年9月期 ▲  235 予

プレイドの初値予想

投資判断は6段階評価で上から4番目の『可』ですが、公募割れのリスクは少なくもないと予想します。

仮条件は 1400 円~1600 円となり、想定売出価格の 下限で強気な印象です。公開規模がマザーズ上場案件としては241億円とかなり大きく、ファンドによる売出が多いのも気がかりです。今期も赤字予想なことや12/17 は 5 社同時上場となることも不安材料です。
しかしながら成長が期待されるビジネス分野なので、個人投資家の期待は高そうです。基本的には公募価格を上回る初値になると思われます。

今後の4つのシナリオ

公募割れリスクは、ややありますが少ないと予想していたので、今回は当選狙いで5社の証券会社からブックビルディングに参加しました。その結果、SBI証券で補欠当選に至りました。

IPOのイメージ写真

以下、今後想定される4つのシナリオです。

  1. 補欠当選株購入 当選 初値売却で利益
  2. 補欠当選株購入 当選 初値売却で損失
  3. 補欠当選株購入 落選 IPOチャレンジポイント獲得
  4. 補欠当選辞退  損得一切なし

1~3は購入意思表示、4は辞退になります。良い結果に順番を付けると1、3、4、2になります。

購入の意思表示をした場合、当選確率は低、当選して購入できた場合に利益が出る確率は70%以上と予想しています。2だけは絶対に避けたいところですが、その確率は低いです。

ハワイの旅費の足しになる?の結論

今回は若干の公募割れのリスクも覚悟の上で購入の意思表示をします。

プレイドの補欠当選画面
出典:SBI証券HP 

と言うことで結論は、繰り上げ当選すれば旅費の足しになる可能性はそれなりに高いですが、当選の確率は低いと予想します。

過去の記事でも何回も言っている通り、IPOの良いところはローリスクであることです。抽選に当たれば、儲かる可能性が極めて高く、外れても一切費用は発生しません。これからも多少の手間は惜しまず、ハワイ目指して根気よく続けます。

  

IPOって補欠当選ばかりでなかなか繰り上がらないね?

12月は26件のIPOが発表されてるよ!いくつか当選するんじゃない?

 

Mahalo !

 IPOは元本が保証されない株式投資です。

【免責事項】
・当ブログの内容は正確性を保証するものではありません。
・当ブログの内容で損失を被った場合、SmashKfは一切の責任を負いません。
・最終的な投資判断は、自己責任でお願い致します。 

IPOでクリーマを購入するとハワイ旅行の旅費の足しになる?

こんにちは SmashKf です。

 

今年からネット証券でIPOに再参戦して「IPOでハワイに行こう作戦」を展開しています。「IPOでハワイに行こう作戦」はIPOの売却益でハワイ旅行の旅費の足しにする作戦ですが、なかなか当選の二文字にお目にかかれません。

今年のIPOは一時コロナ第一波で、新規上場が中止になっていましたが、再開した6月以降に35社が新規上場して、その内の33社は初値が公募価格を上回る好況ぶりです。

IPOの当選は配分数の多い主幹事から狙うのが王道です。SBI証券はネット証券では主幹事を担うことも多く、抽選に回る配分数も多いので「IPOでハワイに行こう作戦」において作戦遂行上最も重要な証券会社です。(SBI証券は独自のIPOチャレンジポイントと言う仕組みがあります。)

今回、11月27日に上場する(株)クリーマの主幹事がSBI証券なので、密かに今年初の当選を期待していましたが、またまた先延ばしとなってしまいました。

しかしながら、SBI証券で今年11回目の補欠当選の四文字にお目にかかったので、初値の予想とかすかな期待を持って今後の展開について説明したいと思います。

クリーマのイメージ

出典:クリーマHP

始めに今年の実績

今年のIPO実績は下記の通りです。

66戦 全敗

補欠当選 10回

 その内

購入の意思表示 5回 全て初値が公募価格を上回る(繰上当選なし)  

辞退の意思表示 5回 全て初値が公募価格を下回る

以上のようにそう簡単には当選しません。分かってはいましたが、正直なところここまでとは思っていませんでした。

人気のない案件(初値が公募価格を下回る可能性が高い案件)に限って補欠当選するので、結果的に辞退率が高くなっています。また補欠当選の位置づけも微妙なところがあります。当選者が辞退(失念)した場合に繰り上げ当選するメリットもありますが、その確率はかなり低そうです。反面、資金は拘束されるので、次の案件に資金を回せないというデメリットがあります。

しかし過去の記事でも何回も言っている通り、IPOの良いところはローリスクであることです。抽選に当たれば、儲かる可能性が極めて高く、外れても一切費用は発生しません。これからも多少の手間は惜しまず、ハワイ目指して根気よく続けます。

(株)クリーマの検証

クリーマは11月27日に東証マザースに上場します。

クリーマはクリエイターと生活者がオンラインで直接作品を売買できる、アジア最大のCtoCハンドメイドマーケットプレイス「Creema」の運営、及びクリエイターのエンパワーメントを目的とする各種サービスの提供をしています。「本当にいいものが埋もれてしまうことのないフェアな世界を創ろう」を目標に掲げています。

上期(2020 年 3-8 月)は主力事業「Creema」の新規会員数が前年同期比96%増の 56.5万人、流通総額が同86%増の79.9億円と大幅に伸びています。

公開スケジュール 

ブックビルディング期間や購入申込期間は証券会社によって多少異なりますが、公開スケジュールは下記の通りです。

  • 仮条件提示:11月9日
  • ブックビルディング期間:11月11日~17日
  • 売出価格決定:11月18日  
  • 購入申込期間:11月19日~25日
  • 上場日:11月27日

SmashKfはSBI証券で補欠当選したので、10月24日の12時までに購入か辞退の意思決定をしなくてはなりません。

価格情報と予想PER

  • 想定売出価格:3250円
  • 仮条件:3250~3570円
  • 公募価格:3570円(予想PER:109.8倍)

【参考】類似会社のPER GA TECH:125.3倍、GMO ペパボ :58.0倍

連結業績推移

2021年2月期は、売上高が前期比 27.6%増の 19.3 億円、経常利益が同213.6%増の1.4 億円と増収増益の見通しとなっています。

新型コロナウイルスによる生活様式の変化における「巣ごもり消費」のニーズを捉えた各種キャンペーン施策が奏功し、マーケットプレイス全体の利用者数・購入品数が大きく伸長しています。

売上(単位:百万円)伸び率

  • 2019年2月期 1,150
  • 2020年2月期 1,517(31.9%)
  • 2021年2月期 1,937(27.6%)予

経常利益(単位:百万円)伸び率

  • 2019年2月期 ▲372
  • 2020年2月期   45
  • 2021年2月期  144(213.6%)予

クリーマの初値予想

投資判断は6段階評価で上から4番目の『可』で公募割れのリスクは少ないと予想します。

仮条件は 3250 円~3570 円で、想定売出価格の3250 円を下限とするレンジでやや強気な印象です。「巣ごもり消費」需要拡大を背景に、投資家の期待も比較的高いようです。但し、公開規模がマザーズ上場案件としては65.7億円とやや大きく、ベンチャーキャピタル保有株も多いため、投資家からの警戒感は高そうです。

今後の4つのシナリオ

公募割れリスクは、ほぼないと予想していたので、今回は当選狙いで3社の証券会社からブックビルディングに参加しました。その結果、SBI証券で補欠当選に至りました。

IPOのイメージ写真

以下、今後想定される4つのシナリオです。

  1. 補欠当選株購入 当選 初値売却で利益
  2. 補欠当選株購入 当選 初値売却で損失
  3. 補欠当選株購入 落選 IPOチャレンジポイント獲得
  4. 補欠当選辞退  損得一切なし

1~3は購入意思表示、4は辞退になります。良い結果に順番を付けると1、3、4、2になります。

購入の意思表示をした場合、当選確率は低、購入した場合に利益が出る確率は90%以上と予想しています。2だけは絶対に避けたいところですが、その確率は極めて低いです。

ハワイの旅費の足しになる?の結論

今回は迷わず購入の意思表示をしました。

クリーマの補欠当選

出典:SBI証券HP 

と言うことで結論は、繰り上げ当選すれば旅費の足しになる可能性はかなり高いですが、当選の確率は低いと予想します。

  

IPOってなかなか当選しないね?

今のところ12月は23件のIPOが発表されてるよ!最悪でも1件ぐらいは引っ掛かりそうな気が…

 

Mahalo !

 IPOは元本が保証されない株式投資です。

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・最終的な投資判断は、自己責任でお願い致します。 

dポイントで日興フロッギーを始めてハワイに行こう!後編

こんにちは SmashKf です。

 

最初にCOVID-19の最新情報から

 

日本から事前検査プログラム適用の第一便として、11月6日に全日空186便が期待と不安を載せて羽田からダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル)に向けて飛び立ちました。機材はボーイング787が使用されましたが、定員の246名に対して搭乗率は26%とまだまだ通常期には遠く及ばない状況でした。

ハワイ州指定の新型コロナウィルス陰性証明書をハワイ(アメリカ)入国時に提示すれば、入国時の14日間自己隔離が免除されるとは言え、日本帰国時の14日間自己隔離は残るので、まだまだ気軽に観光旅行という訳にはいきません。とは言え一歩前進であることは間違いないので、今後の情勢を見守りたいと思います。

前編ではJALマイラー的な目線でdポイントについて紹介しました。後編ではJALマイラー的な目線でdポイントの活用方法として、日興フロッギーをご紹介したいと思います。

日興フロッギーの画像フロッギー2

出典:日興フロッギー公式サイト

JALマイラー目線的dポイントのおさらい

dポイントはカードの提示とスマホ決済のd払いのダブルでポイントが獲得できます。(どちらか一方のみ対応の場合もあります。)

  

提示で0.5%(1P/200円)、d払いで0.5%(1P/200円)、d払いの決済をdカードに紐づけることで1%(1P/100円)になるので、合計で2%還元されるんだよね。

dポイントはJALマイルに移行できるけど、交換比率は50%なんだ。(5000dポイント→2500JALマイル)つまりJALマイルとしての還元率は1%と言うことになるね!

dポイントによるショッピングマイル獲得はJALカード特約店の2%(ショッピングマイルプレミアム加入)やJMB WAONの1.5%(ショッピングマイルプレミアム加入のJALカードに紐づけ)の還元率には及ばないので、次善策的な位置づけになります。

JALマイラー目線的dポイント活用方法

dポイントは還元率50%というような超絶キャンペーンを実施することがあります。このような高還元率キャンペーンをただ指をくわえて見ているだけでは非常にもったいないです。

但し、キャンペーンで獲得できるdポイントは「期間・用途限定」ポイントです。通常のdポイントと違って「期間・用途限定」ポイントはJALマイルに交換できません。以前はポイントロンダリングで「期間・用途限定」ポイントを「通常」ポイントに変換する裏技(システム上のバグ)もあったようですが、それも既に解消されています。そこで思いついたのが、JALマイラー的には「期間・用途限定」ポイントを現金化してマイルで獲得した特典航空券のサーチャージ代に充当するのが最も良いのではないか、という活用方法でした。

ただ、貯まったdポイントは直接現金化できません。しかし裏技的にはいくつか現金化する方法があります。ここでは「日興フロッギー」というサービスを紹介したいと思います。

日興フロッギーはSMBC日興証券が展開する初心者向けの投資情報サイトです。現金だけでなくdアカウントと連携させるとdポイントでも投資をすることが出来ます。

次の流れで投資で運用した商品を現金化することが出来ます。

  1. dポイントで投資商品を購入
  2. 投資商品で運用
  3. 投資商品を売却して現金化  
  4. サーチャージ代に充当

JALマイラー目線的日興フロッギーの特徴

日興フロッギーは、大手証券会社SMBC日興証券が運営する初心者向けの「投資を学んで、体験し、資産形成 をサポートする」サービスです。この章ではJALマイラーよりな目線でその特徴を紹介したいと思います。

 

日興フロッギーの特徴
  • 「期間・用途限定」dポイントで購入できる
  • 少額資金で投資ができる
  • 100万円まで買い手数料がゼロ
  • 記事から投資ができる
  • 投資を学ぶことができる

 「期間・用途限定」dポイントで購入できる

JALマイラー目線的には「期間・用途限定」dポイントでも投資できるのが最大のメリットです。その結果、高還元のdポイントのキャンペーンを最大限に利用することが可能になります。dポイントで対象企業の株を買うと、ポイントボーナスチケットが対象企業から提供されます。

少額資金で投資ができる

100dポイント(100円)から100dポイント単位で上場企業やETF、 REITなどの約3700銘柄が購入できます。少ないポイントや有効期限切れ間近のdポイントも無駄なく投資に回すことが可能です。

100円から投資できるので、毎日の昼食代や飲み物代を節約して、コツコツその分を投資に回すことも有効です。長期間続けるといつの間にか何十万円にも増えていることもあります。(目減りすることもあります。)

100万円まで買い手数料がゼロ

100万円まで買うときの手数料はかかりません。

日興フロッギーの手数料

出典:日興フロッギー公式サイト

一般的には日興フロッギーでは少額投資が中心になると思います。買いの手数料は無料ですが、売りの手数料は0.5%なので若干高めの設定になっています。

記事から投資ができる

様々な記事を参考に学びながら投資商品が買えます。もともと投資経験のある方は少々違和感を感じる売買方法かもしれませんが、新しい投資スタイルが体験できます。

投資を学ぶことができる

1200本以上の記事が無料で利用できます。投資にはリスクがあります。様々な記事をしっかり読んで、投資のノウハウを勉強しながら投資を始めることが出来ます。しかもアイコンのついた記事を読むとdポイントが 獲得できます。(祝!日興フロッギー4周年・記事を読むたびにdポイントが4ポイントもらえるキャンペーン実施中)

日興フロッギーの注意点

ここまでの内容でお気づきとは思いますが、日興フロッギーの場合は通常の株式投資のように銘柄ごとに指値や成行で売買する方式ではありません。

市場価格ではなく、前場(午前中)の始値か、後場(午後)の始値での価格で売買します。価格は注文時間によって下記のように決定されます。

日興フロッギー売買価格の決定

出典:日興フロッギー公式サイト

注文できる時間帯は営業日で朝5時~11時半と16時~深夜2時、土日祝日では朝5時~深夜2時になります。売買単位は前述のように100dポイント(100円)です。

日興フロッギーの始め方

日興フロッギーで投資を始めるには「SMBC日興のダイレクトコースの口座開設」が必要です。口座の開設はいたって簡単で、インターネットなら最短3日で口座を開設できます。本人確認書類等の提出は「Webアップロード」または「郵送」で送付します。

今ならdポイントがもらえるお得なキャンペーンも実施しています。

日興フロッギーのキャンペーン

出典:日興フロッギー公式サイト

あとは「SMBC日興証券のダイレクトコース」が開設されたらログインしてdアカウントと連携すれば、日興フロッギーが利用できるようになります。

日興フロッギーdポイントとの連携

出典:日興フロッギー公式サイト

SmashKfはIPO投資の準メイン証券口座としてSMBC日興証券の口座を以前から開設していましたが、今回dポイントで日興フロッギーを始めてハワイに行くためのサーチャージ代を捻出するために、実際にdポイントでの投資を開始しました。

日興フロッギー注文内容のスクショ

手始めに10月27日に10月31日に期限を迎える「期間・用途限定」200dポイントを使用して、「上場インデックスファンド世界株式除く日本」と「上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり」の2本のETFを購入してみました。

日興フロッギー注文確認のスクショ

始めたばかりですが、今のところ(11月8日現在)2本のETFで3円の利益が出ています。

まとめ

SmashKfはdポイントを始めてからまだ日が浅いです。始めた当初はキャンペーンでザクザクポイントが貯まると思っていました。そして貯まったdポイントをJALマイルに移行しようと思っていました。

しかしキャンペーンで獲得できるポイントは「期間・用途限定」ポイントで、JALマイルに移行できないと知った時は正直なところ愕然としました。今回、日興フロッギー経由現金化のルートを知って、ほっと一安心と言うところです。また投資歴だけは長いので、この現金化ルートはなじみやすい方法でした。

JALマイラー的な目線から離れても日興フロッギーは記事を読んで学びながら投資できるという特徴からも初めて投資をする人にはオススメの投資方法だと思います。また100円という少額から買える点、もっと言えばdポイントと言ういわばおまけでもらったポイントで投資できるので、気軽に始められると思います。

  

前回、ハワイに行ったときはサーチャージで70,000円弱位かかったよね。

次回ハワイに行くときまでにどれくらいサーチャージ代が貯まっているか楽しみだな!勉強しながら目減りしないように頑張ろうっと!

 

Mahalo !

 日興フロッギーによる投資は元本保証されません。

【免責事項】
・当ブログの内容は正確性を保証するものではありません。
・当ブログの内容で損失を被った場合、SmashKfは一切の責任を負いません。
・最終的な投資判断は、自己責任でお願い致します。 

IPOでRettyを購入するとハワイに近づくか?

こんにちは SmashKf です。

 

「IPOでハワイに行こう作戦」を展開中です。IPO(新規株式公開)の売却益でハワイ旅行の旅費の足しにする作戦です。旅費の足しと言っていますが、昨今の状況を見ていると足しどころではなく、場合によっては旅費全額が賄えるくらいの盛況ぶりです。

例えば直近10月16日に上場したアースインフィニティは公募価格1,970円に対して初値は10,410円で、最低申込単位の100株の場合で利益は844,000円、9月29日に上場したヘッドウォータースに至っては公募価格2,400円に対して初値は28,560円で、売却益は2,616,000円にもなります。このような状況なので、IPO人気はとどまるところを知らず、当選倍率はあがる一方なのではないかと想像します。

このような状況ではありますが、「IPOでハワイに行こう作戦」において大和証券とSMBC日興証券は作戦遂行上重要な位置を占めています。IPOの抽選は配分数の多い主幹事から狙うのが常道ですが、両証券会社ともに主幹事を担うことが多いです。今回のRettyは両社による共同主幹事なので、密かに今年初の当選を期待していましたが、結果はまた先延ばしとなりました。

今回、大和証券で補欠ではありますが、Retty(株)に今年9回目の補欠当選したので、初値の予想と今後の作戦について説明したいと思います。(補欠当選は当選者が辞退した場合に繰り上げ当選する可能性があります。)

  

「IPOでハワイに行こう作戦」補欠当選ばかりだね

なかなか結果が出ないけど、ハワイ目指して頑張るよ!

 

rettyのイメージ画像

出典:Rettyホームページ

始めに今年の成績

今年のIPOの成績は下記の通りです。

61戦 全敗

補欠当選 8回

 その内

購入の意思表示 3回 全て初値が公募価格を上回る(繰上当選なし)  

辞退の意思表示 5回 全て初値が公募価格を下回る

以上のようになかなか当選しません。人気のない案件(初値が公募価格を下回る可能性が高い案件)に限って補欠当選するので、結果的に辞退率が高くなっています。しかし過去の記事でも何回も言っている通り、IPOの良いところはローリスクであることです。抽選に当たれば、儲かる可能性が極めて高く、外れても一切費用は発生しません。

それなので多少の手間は惜しまず、ハワイ目指して根気よく続けて行こうと思っています。

Retty(株)の検証

Rettyは10月30日に東証マザースに上場します。

Rettyは、「食を通じて世界中の人々をHappy に。」をビジョンに掲げています。各ユーザーの好みに合わせて飲食店情報を提供するよう、ユーザーの実名によるグルメプラットフォーム「Retty」を運営しています。「Retty」を通じたオンラインでの販促を提供することで、飲食店から毎月定額のサービス利用料収入を得るサブスクリプションが中心となっています。

公開スケジュール 

ブックビルディング期間や購入申込期間は証券会社によって多少異なりますが、公開スケジュールは下記の通りです。

  • 仮条件提示:10月13日
  • ブックビルディング期間:10月15日~21日
  • 売出価格決定:10月22日  
  • 購入申込期間:10月23日~28日
  • 上場日:10月30日

SmashKfは大和証券で補欠当選したので、10月27日の9時までに購入か辞退の意思決定をしなくてはなりません。

価格情報と予想PER

  • 想定売出価格:1150円
  • 仮条件:1150~1180円
  • 公募価格:1180円

【参考】類似会社のPER カカクコム:42.1倍、ぐるなび:44.5倍

業績推移

2020 年 9 月期は、売上高が前年比2.4%減の22.1 億円、経常利益が2.8億円の赤字の見込みとなっています。

同社の事業環境は消費増税直後において一時的な需要の落ち込みを見せたものの、その後は徐々に回復傾向にあり、堅調に推移していました。しかし、2019 年末頃のCOVID-19 発生後の緊急事態宣言の発令により飲食業界全体が大きな打撃を被りました。緊急事態宣言が解除されて以降、一定の回復の兆しは見せているものの依然として先行きは不透明な状態にあります。

売上(単位:百万円)伸び率

  • 2018年9月期 1,690
  • 2019年9月期 2,268(34.2%)
  • 2020年9月期 2,213(-2.4%)予

経常利益(単位:百万円)伸び率

  • 2018年9月期 ▲221
  • 2019年9月期 99(-)
  • 2020年9月期 ▲282(-)予

Rettyの初値予想

投資ファンドによる売出案件であること、公開規模も仮条件上限で 65.4 億円と東証マザース案件としては大きいことから不安視する見方もありそうです。

IPOのイメージ写真

しかしインターネット関連企業のマザーズIPO でもあり、グルメ系サイトとしての知名度も高いことから、個人投資家の関心は高いようです。

上述の通り2020 年 9 月期の業績はCOVID-19 の影響で減収・赤字の見込みですが「Go To イート」の追い風もあり、2021 年 9 月期の業績反発に期待する向きもあります。

また10/13 東証マザーズ上場の日通システム(公開規模 86.3 億円)も弱気な予想もありましたが堅調な初値(公募価格3,000円、初値5,500円)を付けたことも好材料になりそうです。

これらを総合的に判断すると、公募割れの可能性は低く、初値は公募価格の2倍程度も見込めそうです。

ハワイに近づくか?の結論

今回は公募価格割れの可能性は低いので、既に購入申込をしました。

rettyの補欠当選の画像

出典:大和証券HP 

と言うことなので今回はハワイに近づくかもしれません。

但しRettyは比較的人気の銘柄なので、購入辞退をする方は稀だと思われます。繰上当選を過度に期待しないように期待したいと思います。

  

もしかしたらハワイに近づくかな?

う~ん、何とも言えないけど期待しない方が良いと思うよ

 

Mahalo !

 IPOは元本が保証されない株式投資です。

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・当ブログの内容で損失を被った場合、SmashKfは一切の責任を負いません。
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IPOでダイレクトマーケティングミックスを購入するとハワイに近づく?

こんにちは SmashKf です。

 

IPO(新規株式公開)の利益でハワイ旅行の旅費の足しにする作戦を展開しています。作戦名は「IPOでハワイに行こう作戦」です。(まんまべたな作戦名。もっとひねった命名はないのか?でも分かりやすい?)この作戦においてSBI証券は重要な位置を占めています。9月はSBI証券主幹事案件が3件あったので、密かに当選を期待していましたが全滅しました。

今回、SBI証券で補欠ではありますが、(株)ダイレクトマーケティングミックスに今年8回目の補欠当選したので、初値の予想と今後の作戦について説明したいと思います。(補欠当選は当選者が辞退した場合に繰り上がります。)

  

「IPOでハワイに行こう作戦」成功したらいいね

なかなか結果が出ないけど、長期戦覚悟で頑張るよ!

 

DMIXのイメージ写真

出典:ダイレクトマーケティングミックスHP 

始めに今年の戦績

今年のIPOの戦績は下記の通りですが、補欠当選時の購入意思表示で損得の見極めは出来ています。

55戦 全敗

補欠当選 7回

 その内

購入の意思表示 3回 全て初値が公募価格を上回る(繰上当選なし)  

辞退の意思表示 4回 全て初値が公募価格を下回る

以上のように未だに白星がありません。当たり前と言えば当たり前なのですが、人気のない案件に限って補欠当選します。必然的に辞退率が高くなっています。しかしIPOの良いところは連戦連敗でも損しないところです。抽選に当たれば、儲かる可能性が極めて高く、外れても損はしません。まるで無料の宝くじのようです。

それなので多少の手間をかけてでも、根気よく続けて行こうと思っています。IPOの詳細ついては下の記事を参照して下さい。

★合わせて読みたい★

(株)ダイレクトマーケティングミックスの検証

ダイレクトマーケティングミックスは10月5日に東証一部に上場します。

業務内容はコンタクトセンターにおける電話や直接訪問等のダイレクトマーケティングを通して顧客の企業に代わってエンドユーザーにサービスを提供するBPO事業を展開しています。またダイレクトマーケティングで蓄積したノウハウを元にコンサルティング業務を実施するなど、業績は順調に推移しているようです。

公開スケジュール 

ブックビルディング期間や購入申込期間は証券会社によって多少異なりますが、公開スケジュールは下記の通りです。

  • 仮条件提示:9月15日
  • ブックビルディング期間:9月16日~24日
  • 売出価格決定:9月25日  
  • 購入申込期間:9月28日~10月1日
  • 上場日:10月5日

SmashKfはSBI証券で補欠当選したので、9月30日の12時までに購入か辞退の意思決定をしなくてはなりません。

価格情報と予想PER

  • 想定売出価格:2980円
  • 仮条件:2400~2980円
  • 公募価格:2700円(予想PER:24.5倍)

【参考】類似会社のPER ベルシステム24:17.5倍、りらいあ:18.8倍

連結業績推移

直近の売上伸び率も高く、コロナ禍においても「働き方改革」が加速するなか順調に推移しています。

売上(単位:百万円)伸び率

  • 2018年12月期 13,508
  • 2019年12月期 17,213(27.4%)
  • 2020年12月期 21,400(24.3%)予

税引前利益(単位:百万円)伸び率

  • 2018年12月期 1,274
  • 2019年12月期 2,142(68.1%)
  • 2020年12月期 3,240(51.2%)予

ダイレクトマーケティングの初値予想

投資ファンドによる売出案件であること、公開規模も約244億円と大きいことから不安視する見方が強そうです。

仮条件は想定売出価格の上限と一般的でしたが、公募価格は仮条件のほぼ中間値で弱気な設定となっています。価格設定はコールセンター大手と比較した場合に割安感はありません。

また翌日に上場予定のキオクシアホールディングスの影響も無視出来ません。今年最大の公開規模(3000億円以上)となり、需給面での不安もいっそう強まります。

【公開直前に追記】急遽、キオクシアホールディングス上場中止の情報が入ってきました。上場の方針は維持するらしいですが、時期は慎重に見極めるそうです。米中対立の影響(ファーウェイ)らしいです。これにより需給面の不安は減少します。

9月17日に上場した雪国まいたけが重なって見えてきます。初値は公募価格前後で、公募割れの可能性も高いと思われます。

今後の4つのシナリオ

今回も雪国まいたけ同様に公募割れの可能性を予想していたので、IPOチャレンジポイント狙いの作戦でした。(SBI証券のしくみで、落選するとポイントが貰える)ですので今回は幹事団の中でも配分割合が少ない(2.75%)SBI証券のみからブックビルディングに参加しました。

IPOのイメージ写真

以下、今後想定される4つのシナリオです。

  1. 補欠当選株購入 当選 初値売却で利益
  2. 補欠当選株購入 当選 初値売却で損失
  3. 補欠当選株購入 落選 IPOチャレンジポイント獲得
  4. 補欠当選辞退  損得一切なし

1~3は購入意思表示、4は辞退になります。良い結果に順番を付けると1、3、4、2になります。

購入の意思表示をした場合、当選確率は50%、購入した場合に利益が出る確率は50%位と予想しています。そうすると1は25%、2も25%で3が50%になります。つまり75%はプラス方向になりますが、2だけは絶対に避けたいところです。

ハワイに近づくか?の結論

今回も雪国まいたけ同様に購入を辞退します。

【公開直前に追記】今のところキオクシアホールディングスは上場中止になりましたが、購入辞退の判断は変更しない予定です。

SBI証券DMIX社の補欠当選画面

出典:SBI証券HP 

と言うことなので今回もハワイに近づきません。

「IPOでハワイに行こう作戦」には危険な案件には近づかないと言う戦術(掟)があります。今回もそれを忠実に実行します。(ダイレクトマーケティングミックス社が魅力のない企業と言っているわけではありません。IPOとして利益が出ない可能性が高いと言う意味です。念のため、誤解の無いように記述しました。)

  

全然、ハワイに近づかないね?

そんな事ないよ。実はちょっとずつ確実に近づいているんだ!

 

Mahalo !

 IPOは元本が保証されない株式投資です。

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IPOで雪国まいたけを購入するとハワイ旅行の旅費の足しになるか?

こんにちは SmashKf です。 

【9/17追記】本日、雪国まいたけが上場しました。簡単ですが4章を追記

1ヶ月ほど前に、今年から再開したIPO(新規株式公開)投資の記事を書きました。ネット証券の口座から抽選申込で参加しています。元々IPOの当選確率は数%と言われていましたが、以前にも増して狭き門になっていることを実感しています。正確な事は分かりませんが、1%を割っているのでは無いかと思います。

今年のIPOは株式会社雪国まいたけで46社目になり、SmashKfは全ての銘柄に参加していますが、未だに1回も当選していません。補欠当選は何回かあり、雪国まいたけで7回目の補欠当選となりました。

補欠当選とはブックビルディング(需要申告)した投資家から抽選で当選者を決定しますが、一定数の辞退者がいるのでそれを補うための仕組みです。補欠当選者も当選者と同じように最終の購入意志を提示しなければなりません。通常、人気銘柄の辞退は稀なので補欠当選からの繰り上げは少ないです。

ただ、今回の雪国まいたけは初値が公募価格を下回る可能性(損失の可能性)が予想されています。その為、当選者の辞退もそれなりに予想されるので、補欠当選者も真剣に購入か辞退かを意志表示しなくてはなりません。

そういう事情もあり、今回の記事ではIPO銘柄の購入判断基準を雪国まいたけを例に説明したいと思います。

  

IPOはぜんぜん当たらないんだね

早く結果を出したいんだけど、損したら元も子もないからね

雪国まいたけのイメージ  

(株)雪国まいたけの検証

雪国まいたけはきのこの加工食品の製造販売の会社で、業績はコロナ禍の影響で健康志向の高まりが追い風になっていて順調に推移しています。

再上場案件であることや公開規模が大きいので、初値は公募価格割れも予想されています。

公開スケジュール

ブックビルディング期間や購入申込期間は証券会社によって多少異なりますが、公開スケジュールは下記の通りです。

  • 仮条件提示:9月1日
  • ブックビルディング期間:9月2日~8日
  • 売出価格決定:9月9日  
  • 購入申込期間:9月10日~15日
  • 上場日:9月17日

SmashKfはSBI証券で補欠当選したので、明日14日12時までに購入か辞退の意志決定をしなくてはなりません。

価格情報と予想PER

  • 想定売出価格:2330円
  • 仮条件:2000~2400円(予想PER:15.6倍~18.8倍)
  • 公募価格:2200円

【参考】類似会社のPER ホクト:24.5倍

連結業績推移

売上および経常利益はコロナ禍による外出自粛に伴う家庭での調理機会の増加や、健康意識の高まりを背景に堅調に推移しています。

売上(単位:百万円)伸び率

  • 2019年3月期 47,592
  • 2020年3月期 50,759(6.7%)
  • 2021年3月期 52,678(3.8%)予

経常利益(単位:百万円)伸び率

  • 2019年3月期 6,321
  • 2020年3月期 6,646(5.1%)
  • 2021年3月期 7,783(17.1%)予

雪国まいたけの初値予想

投資ファンドによる再上場案件であることと、公開規模が約447億円(2,200円×20,323,500株)と大きいことが気になります。また仮条件が想定売出価格に対して若干強気ではありましたが、公募価格が仮条件の中間値である2,200円というのも微妙な感じがします。

プラス要因として、業績は増収増益であること、株価はやや割安感があることが挙げられると思いますが、最大のプラス要因は現在のIPO市場の地合いにあると思われます。コロナ禍の影響で4月、5月と新規上場が中止になっていましたが、6月24日に再開して以来、初値が公募価格を上回る状態が17件続いています。この勢いにうまく乗れれば公募価格を上回る可能性もあるのではないかと想像します。 

今後の4つのシナリオ

雪国まいたけの幹事団は主幹事がSMBC日興証券と大和証券、幹事がみずほ証券、SBI証券、楽天証券の5社です。通常は配分数の多い主幹事からブックビルディングに申し込みますが、IPOチャレンジポイント狙い(SBI証券独自のIPOポイント。貯め続けるといつかは必ずIPOに当選する。詳しくは後日記事を書きます。)に絞ったので配分割合がたった0.8%のSBI証券だけ申し込みました。そもそも今回は公募価格割れを予想していたので、当選は狙っていませんでした。

IPOのイメージ写真

以下、今後想定される4つのシナリオです。

  1. 補欠当選株購入 当選 初値売却で利益
  2. 補欠当選株購入 当選 初値売却で損失
  3. 補欠当選株購入 落選 IPOチャレンジポイント獲得
  4. 補欠当選辞退  損得一切なし

1~3は購入意志表示、4は辞退になります。良い結果に順番を付けると1、3、4、2になります。

購入の意志表示をした場合、当選確率は50%、購入した場合に利益が出る確率は50%位と予想しています。そうすると1は25%、2も25%で3が50%になります。つまり75%はプラス方向になりますが、2だけは絶対に避けたいところです。

ハワイ旅行の旅費の足しになるかの結論

もう既に結論は出しました。

雪国まいたけ補欠当選のキャプチャー

青っぽいボタンを押すことに決めました。と言うことで、ハワイ旅行の旅費の足しにはなりませんでした。 

前回のIPO関連の記事タイトルは「ハワイ旅行の資金のため安全な投資を再開しました!IPO編」でした。タイトルにも安全な投資とあるように、記事でもIPO投資は実質的なリスクはほぼゼロに近いと記述しています。今回の雪国まいたけのようにボーダーな案件は辞退することに決めました。

10月にはダイレクトマーケティングミックスやキオクシアホールディングスなどの大型案件が続きます。雪国まいたけはこれら大型案件の試金石になるのではないでしょうか。

これから年末にかけてIPO案件も増えてくると思います。あせらずにじっくりと結果を出して行けたらBestだと思います。

  

勇気ある撤退だね!

果報は寝て待てかな? でも17日の初値は気になるよね。

 

【追記】9月17日 雪国まいたけ上場

本日、9月17日に「雪国まいたけ」が東証1部に上場しました。

約3週間ぶりの新規上場となりましたが、公募価格2,200円に対して初値が2,100円と公募割れの結果となりました。

ミニIPOバブルとも思われる状況でしたが、連勝記録(初値が公募上回る)も17でストップしました。地合いが良かっただけに希望的観測もありましたが、やはり駄目でした。

補欠当選株購入を選択した場合は上記4つのシナリオの内、2か3の結果になりました。今回のケースではかなりの確率で当選したと想像します。

SmashKf的には安全策を取ったのは正解でした。

この結果を受けて10月の大型案件であるダイレクトマーケティングミックス、キオクシアホールディングスの戦術もほぼ決定しました。

  

Mahalo !

 IPOは元本が保証されない株式投資です。

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・当ブログの内容で損失を被った場合、SmashKfは一切の責任を負いません。
・最終的な投資判断は、自己責任でお願い致します。 

ハワイ旅行の資金のため安全な投資を再開しました!IPO編

こんにちは SmashKf です。

 

今年になってからafter5や休日がちょっと忙しくなりました。なぜ忙しい?と言うと、今年から新規に始めたことや再開したことがいくつかあるからです。それに費やす時間はコロナの影響で仕事帰りの飲む時間や休日の外出が減ったので何とか捻出できています。それらはすべてインドアなのでStay Homeにも適しているかも知れません。

 

初めに

 

今年になって新規に始めたこと

  • 当ブログ(2月から)
  • ポイ活(2月から)
  • 英会話(7月から)

今年になって再開したこと

  • IPO(1月から)

今回はその中でIPOについてご紹介したいと思います。

前回の記事では投資信託について、特につみたてNISAとの相性が抜群とご紹介しましたが、リスク分散も兼ねIPOへの投資を再開しました。リスク分散と書きましたが、IPOについては手間こそ掛かりますが、実質的なリスクはほぼゼロに近いと思います。そのあたりも含めてご紹介します。

尚、前回はタイトルに「なるべく安全な投資」となるべくという単語を入れましたが、今回は敢えてなるべくを削除しました。

IPOのイメージ写真

IPOについて

SmashKfは今年からIPOと投資信託をメインの投資として位置付けました。

IPOはかなり以前に投資していたのですが、2009年頃のIPO低迷期以降しばらく遠ざかっていました。しかし今更ですが ずっと続けていれば良かった、と後悔しています。何故なら、リスクは最小で手間さえ惜しまなければほぼ確実に利益が出るからです。

 IPOとは

IPO(Initial Public Offeringの略)とは新規株式公開のことです。IPOは少数株主に限定されている未上場会社の株式を株式市場に上場し、市場での売買を可能にします。

上場した企業は株式市場から資金調達が可能となり、銀行等から借金をせずに自己資金での事業展開が可能となります。また上場企業として信用度の向上や知名度向上により優秀な人材確保が可能になるなどのメリットもあります。

一方、投資家は新規公開株を上場前に購入し、上場後に売却することで、値上がり益が期待できます。 

 IPO投資の流れ

証券会社によって若干異なりますが、時系列で抽選方式のIPO投資の流れをまとめます。

IPO投資の流れ
  1. 上場発表(想定価格発表)
  2. 仮条件決定
  3. ブックビルディング(需要申告)
  4. 公募価格決定
  5. 抽選
  6. 購入申込
  7. 上場

投資家は仮条件の範囲でいくらで購入したいかを需要申告して、抽選で当選したら最終的な購入の申し込みをします。そして上場後に市場で売却して公募価格と売却価格の差額で利益を上げることになります。

IPO投資の場合、一般的には上場直後に成行で売却するのがセオリーです。人気の銘柄は上場初日に初値が付かずに二日以降に持ち越すことも珍しくありません。

 IPOは限りなくローリスク

IPO投資はリターンはローからハイまで状況次第ですが、リスクはローであることは疑う余地がないと断言できます。

前回の記事では第一波のコロナショックの際、一時は投資信託で含み損が発生したと書きましたが、IPOについては一切の損失は出ていません。

しかし利益も一銭も出ませんでした。何故なら、コロナショックのせいであまりにも株式市場自体の地合いが悪過ぎて、IPOもその影響を大きく受けていたからです。初値が公募価格を上回ると思われる銘柄が少なく、その結果、新規公開株を買うチャンスが激減したからです。(逆に初値が公募価格を下回る=損失が予想される銘柄は人気がないので買い易かったと思います。)

ここでここ数年のIPOの勝率(初値が公募価格を上回る割合)を確認してみます。

  • 2018年 80勝9敗1分(勝率89.9%)
  • 2019年 76勝9敗1分(勝率89.4%)
  • 2020年 24勝18敗1分(勝率57.1%、8/15現在)

昨年までは勝率約9割でしたが、今年は6割弱とコロナの影響を大きく受けています。今年を月別に見てみると、

  • 2月 3勝0敗
  • 3月 6勝17敗1分 上場延期4
  • 4月 1敗 上場延期14
  • 5月 上場なし
  • 6月 6勝0敗
  • 7月 7勝0敗
  • 8月 2勝0敗  

となっており、3、4月の株式市場最悪期を除くと全勝となっています。この勝率を見ただけでもIPOはかなり安全な投資だと分かると思います。

 IPOが儲かる理由 

何故、IPOは低リスクで利益がでる投資なのでしょうか?

前の章で確認したようにIPOの勝率は非常に高いです。更にIPOが低リスクなのは利益の出る銘柄と出ない銘柄の判断がし易いからです。それが安全と言われる所以です。取得した新規公開株を初値で売却することを前提で話を進めます。

 

安全で確実に儲かる理由

・初値が公募価格を上回る銘柄が多い

・初値が公募価格を上回る銘柄の判断がし易い

 初値が公募価格を上回る銘柄が多い 

  1. そもそも公募価格が割安に設定されている。
  2. IPOには成長性が高い人気の銘柄が多い
  3. そもそも供給量が少ないので需要が旺盛になる

 初値が公募価格を上回る銘柄の判断

  1. 売出す株式数が少ない。
  2. マザーズやジャスダックに上場する。
  3. 仮条件が想定価格に対して強気である。
  4. 公募価格が仮条件の上限である。

重要な見極め方のひとつが、公開規模です。

 公開規模=発行価格×発行株式数

公開規模が小さいと、競争率が高くなり株価が上がりやすくなります。公開規模が10億円以下だとかなりの確率で初値が公募価格を上回ります。

上場する市場でもある程度の判断が出来ます。マザーズは成長性が高いというイメージがあります。逆に東証一部、二部は成長への期待は薄いです。

想定価格、仮条件、公募価格の推移も判断材料です。想定発行価格より仮条件が下振れしたり、仮条件の下限で公募価格が決まるのは、投資家の人気がなく需要が少なかったことになり、初値にとってマイナス要因です。

但し、今回のコロナショックのような状況下ではIPO銘柄の需要や人気と関係なく、公募価格が下がってしまうケースもあり、一概にその銘柄の人気がないとは判断できない場合もあります。

初値が公募価格を上回るか否かの判断に自信の無い方は、 フィスコ発行のIPOナビスタンダードを購入すれば詳しくわかります。(フィスコの株主優待で簡易版を貰うことも出来ます。)

 IPOは良いこと尽くしだが…

IPOで利益を得るためには上場前に幹事の証券会社から新規公開株を購入しなければなりません。SmashKfの場合はネット証券からの抽選申込ですが、(店頭取引の場合は担当営業の裁量で配分される)以前にもまして手に入れずらくなっています。IPOは当選すればかなりの確率で儲かりますが、実際にはそう簡単には当たりません。儲けるためには抽選という難関を超える必要があります。

ここまで見てきて良いこと尽くしのIPOでしたが、新規公開株を購入するのは至難の業です。では当選確率を上げるためにはどうすれば良いのか?

それは鉄砲の弾を多く撃つことです。しかも下手ではなく上手にです。弾を多く撃つためには複数の証券会社の口座を開設することです。本来、IPOは1銘柄に対してひとつの証券会社からしか購入できませんが、複数の証券会社から申し込んで当選確率を上げるのが一番確実です。

特にお勧めの証券会社は

  • 野村證券
  • SMBC日興証券
  • 大和証券
  • SBI証券
  • マネックス証券

です。それぞれの証券会社の特徴と弾の上手な撃ち方は別の機会にご紹介したいと思います。

 IPOは無料の宝くじ?

IPOは難しい投資判断が必要なく、限りなくノーリスクで儲かりやすいことは自明の理です。あとは資金量に応じて弾を多く、少しでも上手に撃って当選確率を上げることに尽きます。

それでは久しぶりにIPO投資に復帰、参戦した実績の報告をします。

証券会社の口座は新たに2社開設して合計10社になり、1月から上場発表した43銘柄すべてに需要申告しました。(公募割れが予想される銘柄も需要申告しています。)

その結果は当選0件、補欠当選が6件という散々な状況です。補欠当選の内3社は公募割れが予想されたので最終の購入申込はしませんでしたが、残りの3社も繰り上げ当選に至りませんでした。IPOは想像以上に狭き門になっていました。以前はここまで門は閉ざされてはいませんでした。

しかしIPOは資金が拘束されることもありますが(証券会社によって拘束されるタイミングはまちまちです。)、当選して購入が確定するまでは費用は一切掛かりません。

あたかも無料で宝くじを購入しているような感じです。これからもいつかは必ず当選するので、めげずに地道にコツコツ需要申告したいと思っています。

以下今年の現時点(8/15時点)でのIPOの状況です。利益の列は100株当選して初値で売却した場合の利益額です。6月以降はIPOバブルが再来?したかのような大きな利益額になっています。

上場日 銘柄 公募価格 初値 利益 補欠当選
2月7日 ユーユーレンティア 1,890 2,510 62,000  
2月7日 ジモティー 1,000 2,300 130,000  
2月25日 AHCグループ 2,200 3,550 135,000  
3月2日 カーブスホールディングス 750 670 -8,000  
3月4日 Kids Smile Holdings 2,260 2,732 47,200  
3月6日 きずなホールディングス 2,320 2,220 -10,000
3月6日 ウイルテック 1,200 1,200 0  
3月9日 フォーラムエンジニアリング 1,400 1,030 -37,000
3月10日 ビザスク 1,500 1,310 -19,000  
3月11日 コンピューターマネージメント 2,750 4,360 161,000  
3月13日 木村工機 2,400 2,050 -35,000  
3月13日 フォースタートアップス 1,770 1,628 -14,200  
3月13日 リグア 1,950 1,940 -1,000  
3月16日 ミクリード 890 818 -7,200  
3月17日 ミアヘルサ 2,330 1,748 -58,200  
3月17日 リビングプラットフォーム 3,900 3,550 -35,000  
3月17日 ドラフト 1,580 1,221 -35,900  
3月18日 Fast Fitness Japan 2,960      
3月19日 ゼネテック 1,700 1,620 -8,000  
3月19日 関通 490 1,032 54,200  
3月19日 日本インシュレーション 940 869 -7,100  
3月24日 リバーホールディングス 960 720 -24,000  
3月24日 ペルセウスプロテオミクス 600      
3月25日 ヴィス 900 754 -14,600
3月26日 アディッシュ 1,230 2,101 87,100  
3月26日 ウイングアーク1st        
3月26日 サイバーセキュリティクラウド 4,500 9,210 471,000  
3月30日 バリオセキュア 1,700      
3月30日 Next Tone 1,700 1,660 -4,000  
3月30日 ニッソウ 3,750 2,800 -95,000  
3月31日 Macbee Planet 1,750 2,348 59,800 〇×2
4月2日 コパ・コーポレーション 2,600      
4月6日 松屋アールアンドデイ 960 838 -12,200  
4月7日 アイキューブシステムズ        
4月8日 アルマード        
4月9日 ロコガイド        
4月9日 ステムセル研究所        
4月9日 コマースOneホールディングス 1,350      
4月17日 サイバートラスト        
4月20日 Speed        
4月22日 アールプランナー        
4月23日 スマート・ソリューション・テクノロジー        
4月24日 さくらさくプラス        
4月24日 SANEI        
4月28日 ヤマイチエステート        
4月30日 GMOフィナンシャルゲート        
6月24日 ロコガイド 2,000 4,605 260,500  
6月24日 コパ・コーポレーション 2,000 4,530 253,000  
6月24日 フィーチャ 520 4,710 419,000  
6月26日 コマースOneHD 1,600 6,970 537,000  
6月29日 エブレン 1,350 5,000 365,000  
6月30日 グッドパッチ 690 2,757 206,700  
7月7日 Branding Engineer 490 2,920 243,000  
7月10日 Speee 2,880 5,150 227,000
7月15日 アイキューブドシステムズ 3,120 9,430 631,000  
7月15日 GMOフィナンシャルゲート 2,540 6,550 401,000  
7月15日 KIYOラーニング 2,300 5,360 306,000  
7月31日 日本情報クリエイト 1,300 2,210 91,000  
7月31日 Sun Asterisk 700 1,209 50,900  
8月3日 モダリス 1,200 2,520 132,000  
8月7日 ティアンドエス 2,800 7,010 421,000  
8月20日 ニューラルポケット        
8月25日 インターファクトリー        
9月17日 雪国まいたけ        

 ※取り消し線は上場延期の銘柄 

IPO補欠当選1

IPO補欠当選2

まとめ

IPOは資金の割り振りや需要申告等の手間が掛かる上にそう簡単には当選しませんが、一般的に損することはまずありません。

  • IPOは限りなくノーリスクに近いが、いかに資金効率よく当選確率を上げるかが肝

投資はリスク管理として余剰資金ですることと、分散投資することが大事だと思っています。実は今年から再開した投資がもうひとつあります。それも何とか軌道に乗せて三本柱に出来たら良いな、と思っています。

IPOはリスクは少なそうだけど、ぜんぜん当たらないんだね

地道に頑張れば理論上は必ず当選するはずだよ

コロナが収まったら、またハワイに行きたいね!

  

Mahalo !

 IPOは元本が保証されない株式投資です。

【免責事項】
・当ブログの内容は正確性を保証するものではありません。
・当ブログの内容で損失を被った場合、SmashKfは一切の責任を負いません。
・最終的な投資判断は、自己責任でお願い致します。 

ハワイ旅行の資金のためなるべく安全な投資をしています!投資信託編

こんにちは SmashKf です。

 

今回より「投資」カテゴリーを復活させます。

当初、ブログを立ち上げた頃は「ハワイ」「マイル」「投資」「ブログ」の4カテゴリーあったのですが、一旦「投資」「ブログ」カテゴリーは取り下げていました。それとこの機会に「ハワイ」から「HGV(ヒルトングランドバケーション)」を独立させることにしました。

何故、「投資」カテゴリー?と言うと、ハワイ旅行はJALマイルを貯めて飛行機代をなるべく節約しているのですが、そうは言ってもそれなりのお金が掛かります。それを少しでも補うために投資している面もあるからです。

投資歴は20年以上です。株式ではデイトレード、信用取引、外国株まで、一時はFXもかなりやりましたが、今は止めました。以前の投資スタイルは短期での利益狙いで、値動きが気になって日中仕事をしているサラリーマンには向かない面もありました。

最近は安全で確実?に儲かる投資に限定しているつもりです。

 

初めに

思い立ったが吉日、ということでブログを立ち上げたのが、約半年前の2月16日でした。株式市場はブログを始めて少し経った頃からコロナショックで大変なことになってしまいました。

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当初、SmashKfもコロナショックでそれなりの損失を出しました。と言いますか、売却はしていないので含み損が発生していました。

しかし私自身の考え方ですが、経験上ジタバタしないのが一番です。理由は日経平均株価は1991年のバブル崩壊以外、必ず回復しているからです。特に過去、アメリカのNYダウ平均株価やS&P500などは回復しなかったことがないからです。以前は暴落すると安値で売って、高値で買い戻すという一番やってはいけないパターンにはまっていました。勿論、暴落の初動で売って最安値で買い戻せばBestなのですが、そううまくはいきません。

下は1985年からのNYダウ平均株価のチャートです。これを見てもいつかは回復すると思うのでジタバタしませんでした。その結果、今では$27,000台を回復し含み損も解消しました。それでも昨今の第2波襲来と思われる状況を鑑みるとまだまだ安心できませんが……。

ニューヨークダウ平均の推移

出典:Investing.com

それでは何に投資しているのか?そのひとつは投資信託です。それから普段から値動きが気になるので、ほとんど短期の個別銘柄は保有しないことにしました。(念のためですが、投資スタイルはそれぞれなので短期の株式売買を否定している訳ではありません。)

投資信託について

投資信託には信用取引で個別銘柄の短期売買を繰り返していたころは全く興味がありませんでした。株式投資よりリスクは少ないが、運用も他人任せでリターンも少ないくらいの認識でした。しかし現在ではメリットを感じて投資しています。

そのきっかけはもう10年以上前になりますが、会社で確定拠出年金での運用が始まったことが大きいです。全く興味がなかった投資信託でしたが、必然的に興味を持たざるを得ない状況になりました。会社での確定拠出年金の運用は低リスクの商品が多いのですが、いつのまにかかなりの運用成績になっていました。

 投資信託のメリット

 株式投資より低リスク

短期的な乱高下の可能性は個別銘柄の株式投資より低く、ある程度長期に渡って値動きの方向性が形成されます。また今回のようなコロナショックもいつ完全終息するかするか分かりませんが、長い目で見ると回復すると信じています。

 手間いらず、ほったらかしでOK

実質的な運用は投資のプロであるファンドマネージャーが運用しているので、情報収集などの手間がかかりません。相場や市場情報を逐一調べる必要も少ないので、日中働いて時間が取れないサラリーマンに向いています。

 少額×積立で安心投資

投資はまとまった手元資金が必要と思われがちですが、100円からでも始めることが出来ます。自分にあった金額で始められるので、無理なく長期間継続しやすい特徴もあります。積立投資は時間も分散できるので更にリスクを軽減できます。

 国内外の市場に気軽に分散投資

SmashKfは外国株に投資した時期もありましたが、初心者にはやや難解です。投資信託は株式や債券などさまざまな金融商品に投資しています。国内だけでなく海外の先進国、新興国など非常に幅広く、個別に直接投資するには難しい資産にも気軽に分散投資できます。初めにローリターンと言いましたが、実はかなりのハイリターン商品もあります。またレバレッジ(レバレッジを直訳すると「てこの原理」。取引額を自己資金以上に引き上げる取引手法)をきかせた商品もあるので、場合によってはハイリスクハイリターンの投資も可能です。

 安全を狙うならインデックス型

投資信託には大きく分けて3種類のタイプがあります。

 アクティブ型

相場の平均値を表す指数(日経平均株価やNYダウ平均株価のこと)を上回る成果を目指す。個別銘柄分析を行うために運用コストが高い。

特徴

・指数を上回る運用を目指す

・リスクは増えるが大きなリターンを狙える

・コストが高い

・インデクス型と比べると勝率は劣る

 インデックス型

指数に連動した成果を目指す。基本的には指数に組み込まれた銘柄を対象とする。

特徴

・指数に連動した安定運用が期待できる

・コストが安い

・大きなリターンは狙えない

・相場が悪い時は運用成績も低下

 バランス型

国内や海外、株式や債券など複数の資産へ投資する。さまざまな投資先へ分散するため、相場急落時に分散効果が期待できる。

特徴

・リスクを抑えて安定運用が期待できる

・アクティブ型よりはコストが安い

・大きなリターンは狙えない

・インデックス型よりは高コスト

アクティブ型はインデックス型を上回る成績をあげる銘柄もありますが、全体的な勝率ではインデクス型に比べて大きく下回っていることが各種データで指摘されています。

負けない投資を目指すにはインデックス型の投信がお勧めです。また対象の指数で値動きの傾向が大きく変わるので、指数の特徴も理解しておくことが大切です。

 安全で確実?に儲かる投資信託

SmashKfがお勧めのひとつはつみたてNISAです。投資信託と積立買付の相性は抜群です。特に若い世代の方には、年間40万円の枠を目一杯使って長期投資することをお勧めします。 つみたてNISAは配当金、分配金、売却益が最長で20年間非課税となります。これを投資信託と組み合わせます。

 ドル・コスト平均法

コツコツ長期で買い続けると得する可能性が高いです。これについてはSmashKfの場合は持ち株会で実証済みです。

投資信託を定額で購入すると、高い時には少量を買付け、安い時にはたくさん買付け、結果的に平均購入単価が低くなる「ドル・コスト平均法」の効果が得られます。(基準)価格が安くなってもあせる必要がありません。その後、(基準)価格が高くなれば利益が出やすくなります。

本当は値動きの大きい商品が利益が出やすいのですが、安全で確実?に儲かる投資は、最初にお話ししたNYダウやS&P500に連動した投資信託をつみたてNISAで買付けする方法です。

お勧めの理由
  • 上のチャートでも明らかなように右肩上がりである(今のところ)
  • 比較的安全なインデックス型の投信である
  • 米国居住者より物価上昇がない日本居住者はメリットを享受しやすい

投資信託のまとめ

リスクのない投資はないが、少しでもリスクを抑えるには

  • 投資信託と積立買付の相性は抜群です。 (特にNYダウやS&P500などに連動したインデックス型がお勧め)

この投資は短期間でびっくりするような利益を上げることはできませんが、いつの間にかそれなりにまとまった金額が貯まっていると思います。

大事なことは下げ相場になると焦って売却しないことです。ただ不安がるのではなく長期的な視野で俯瞰することが必要です。

そうは言ってもリスクは残ります。生活に影響が出ないように余剰資金で投資を行う。もしくは分散投資することも必要です。

次回の「投資」カテゴリーではリスク最小で分散投資にも最適な投資方法をご紹介したいと思います。

Mahalo !

 投資信託は元本が保証されない投資です。

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